投稿者「minsan」のアーカイブ

盛和塾シカゴ開塾に参加して学ぶ

2011.5.31

11.5.5~10   

稲盛塾長 講話の中、印象的ご指南

☆能力×考え方×熱意 が人生の結果(勝利)を決めます。

☆普通の人と松下幸之助さんは幾何学的な数字の差があります。

☆考え方、思いの違いで全ては違ってきます。

☆過激派の人達の行動もその思い、考え方で事件を起こす。

☆1960年代日米安保条約のデモの折、日本の若い人々が正義感の強い人々が参加しました。
本来は、現想に燃えた人々が悲惨な人生を送るようなになった人々もいます。また、能力の人々もいました。
もっと良い考えがあれば違った人生があったと思いますが、考え方が悪いために別の人生があると思います。

☆プラスの考え方だったら、まったくプラスになっていったと思います。

☆リーダーはその周囲の人まで幸、不幸にしていくと思います。

☆誰にも負けない努力をしていこう…善い考え方、正しい考え方を身につけ習慣にしよう…王陽明・孔子・孟子・仏典などを学ぶと示しています。正しい判断をするため善い考え方を持つ事が肝心だと学ぶ事ができます。

☆人流がもつ思いが原因で、海や川で狩猟しながら生きてきた人々が、1万年前から森を開き牧畜を、田畑を開き農業を、鉄と銅を工夫して工業を、そして創意工夫して空を飛ぶ飛行機までをも技術の進歩をもたらしました。心の中にある思いが、そうしてきたと思います。

☆思いで人生が変わる。思いで全てが決まっていくのです。

☆経済界の利己的経営者達も私利私欲で自分達の利益のみに溺れ消え去る人もいます。

☆人流の偉人・聖人達は誰でも考え方を説いています。

☆登山の例で申しますとエベレストの最高峰に登る装備と富士山や小山に登る装備は違うと言う事です。人生も経営も同じといえます。

☆人間の本能の肉体は欲望と怒りと愚痴に包まれていると…心がそれを手入れしなくてはならないと、ジェームス・アレンは言っています。原因と結果の法則で。人間の心は庭のようなものです。野放しにされると雑草のみが生い茂る事になります。優れた園芸家は庭を耕やかし、美しい草花の種を蒔き育て咲かせます。同様に私達も素晴らしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こしそこから不純な誤った思いを一掃し、その後に清らかな正しい思いを植え付け、それを育み続けなければなりません…すると善い思いの真善美崇高な思いが出て、心が創意の達人になると明してあります。

☆人間は喜びと悲しみを自ら造り出している。

☆自分を侮辱していると思ってしまうこともある。

☆自分の心で全てを造る事ができると。人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者であるとアレンは人間を看破しています。

☆心に願望の思いの種を蒔き、芽を出し育て切り捨てたりして大きく進化させていく…

☆考え方を訓練しておかないと自分の都合と本能で判断しかねない…直感では正悪の判断は難しい。考え方の訓練を積むことでワンクッションをおき、善悪の判断が出来るまで訓練をする事が大切。

☆一瞬一瞬、日々経営者は判断をしなければならない。

☆『人間として何が正しいかを基準』にして常に判断しなければならない。

☆私(塾長)は雑念を脱するため働いてきました。
愚痴をこぼさず、文句を言わずに働いてきました。
心を澄ました人や悟りを開いた方のようにうんちくを言うのですが、私の仕事を心霊を打ち込んできたから今の自分があると思うのです。

…60歳の折、出家をし釈尊の教えの六波羅密の修行をしました。
人生や生き方を認識するため。

1.布施: 利他。人を助ける意味。他人の為につくしなさい。宇宙には心があり意味がある。全てを幸せにいていく働きがあると思う。

2.持戒: 戒律を守ること。規則を守る事。

3.精進: 一所懸命に働くこと。努力すること。学ぶこと。すると助けられる。

4.辱肉: 耐えること。忍耐。

5.禅定: 心を静めること。1日1回は落ち着き自分を浄化すること。

6.知恵: 宇宙の知恵。真の知恵に授かる意味。

経営を通して『人間として何が正しいか』の判断基準のため上記の6つの修行を引用なさり、日本の大地震の難局を乗り越え、米国シカゴ開塾での、歩むべきご指南を示してくださいました。

日本154名    シカゴ66名    海外58名
計278名の塾生は、心を一つにし学び合いました。

心を高め経営を伸ばす決意を新たにした記念すべき日となりました。
塾生達は、心からの感謝を込めて塾長に礼を尽くしつつ…喜びを顕わに致しました。

これを機に、当社の幹部社員勉強会で、ジェームス・アレンの原因と結果の法則を読み合い、善き思いを描くよう訓練を重ねる運びになり、日々成長を計ることになりました。

賢人会で学ぶ 部下・後継者の育て方

2011.4.28

4/8 算命学高尾学館 中村校長 帝国ホテルにて

・戦後の日本は平和を水と空気のように頂いてきた。平和で油断・うぬぼれ・慢心になりがちの時の大震災である。ー人々が見直す時期であると。

・有言非語(風評被害)が 盛んな時は 本人が不安で言うのですが それが拡がり本物のように拡がる。気をつけるように。不安な人は不安を口にする。

・危機管理は悲観的に準備し 楽観的に対処

・本年は辛かのとは つらい意味。卯は 飛ぶ前にかまえる。緊張する。緊張するから力が張るので飛べる。今は、人を育てるチャンスである。つらい苦しい時 人が育つ。

・原理原則に造って・・・育てる。

・先憂後楽 先にうれい あとで 楽を得る。

・赤ん坊は生れてすぐに泣く。後で笑う。赤ん坊は 自分の力で初めて呼吸する時 吐きながら泣く。母胎で頂いた呼吸より自分でするようになると つらい・・・また、生まれ この世に出、全身が対処する為 ビックリと反応しながら産声を上げる。緊張しながら馴れていき笑うようになる。人の法則性のことを示している。

・原理原則を知るには 苦がいる。

・今は、全ての英知を結束して 乗り越える時。

・日本人は協調性があり 次に向かっていく性質がある。

・算命学は 子育てから 国家の育て方まで できる暗示

・体を強くする・・・肺を強くする・・・肺は呼吸の量で強さが決まる。

・体を使って動かして 手足を動かし肺を強くする。

・引力本能 人を引き付ける引力 信 信用 信頼

・目先のことで 変ると信用できない。

・子孫が秘伝をつくるアイデアを残すことが大切。

・企業は組織 一人ではならない

・演技でも繰り返すと本物になる。

・決断のトレーニングを繰り返す。

・原子力の事は専門家にまかす。

・経営者は 簿記がポイント。バランスシートの感覚を育てる。

・企業の目的 世に役立つこと 役立つ会社はつぶれることはない

・経営者の役割 世に役立つこと 人を育てること

・顧客をつくる 役立つようにするため

・企業は熱でかわる 熱は伝導する 企業が明るいと伸びる

・TOPがカリスマ的 熱を出すと田中角栄総理がそうだったように伝わる。中心人物が熱を持っているから伝わる。

・松下幸之助さん 盛田さん達は 不思議な人間的魅力があり熱意があって成し遂げた方々でいらっしゃる

・心の堤防 1+1は2ですが 2ではなく3になり4になり5にもなるのが人の心の動きである。世の中を動かすものは 人の心である。

・目に見えない 形のないものが 世の中を動かしている。

・人の育て方には愛情がいる。心に響くものを与えていくと気付く

・凛としたものを育ませる。

第2回 論語と孔子様を語る会

2011.4.6

4/2 ホテルニューオオタニで 朝7時~

孔子がおっしゃった。
「君子の人としての規範に三つあるが、私はすべてにそこまで到達していない。仁徳のある人は悩まないし、聡明な人は迷いがないし、勇敢な人は恐れないものだ。」 子貢が言った。「先生は随分謙遜されたおっしゃり方をなさいますね」  原文14-30の日本語訳

・・・を松江様は ゛私は全てに そこまで 到達していない゛ところは 孔子様は本当にそう思っていらしたと思うと、何故なら、自然や人間を知ることは氷山の一角だからであると見解を示し、中西様は 弟子たちの中にも 同じ問いをも わからない人はわからないと話され 私は仁徳(慈愛)の方は、悩まないと言う事は 妙なる境地の方であると話し、彼の2500年前の場面を思い起こし味得したことでした。

子路がいかに神霊に仕えるかを尋ねた。孔子が言われた。「まだ生きた人間にうまく仕えられないのに、どうして神霊に仕えられると言うのだ?」子路が尋ねた。「死とはどのようなものか教えて下さい。」孔子が言われた。「生についてまだわからないのに、どうして死が分かると言うのだ?」     原文11-12の日本語訳

この度の震災・原発問題などを通し、生について語り合う。全宇の働き、民族の差、日本人の威厳と忍耐を育ませる自然の大変動の反復について語り合いつつ・・・これからのありようと精神の持ち方について考えさせられる一時でした。
第3回は、5月14日に決まりました。

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様へ。

2011.4.1

東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた被災者の皆様に対し、謹んで心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

当社、社員2人の旭市の友人達が震災にあい、そのお手伝いに行き、災難の大きさを目の当たりにし、それを聞き、私達も自分の事のように思えました。

当社は 工場床が3ヶ所ひび割れ程度で治まり ホッとしているところでございます。

大地を守る会、東京商工会議所女性会、盛和塾東京、ふれあいパーク八日市場を通して、また、社員達の思いを日本赤十字社へ心を込めて義援金をお贈り致しました。

 第1回 論語と孔子様を語る会立ち上げ

2011.3.30

3/5 ホテルニューオータニで 朝7時~ 

昨年、東商女性会 宮崎大会で自由時間に夜食を共にした、アメニティ企画 中西社長、松江弁護士 3人で論語と孔子様の話題になり、その折、孔子曰くと孔子宣わくは 違うとかが話題になって、敬うことの本質について語り合いました。その延長線上 私の提案で論語と孔子様を語る会に至り 毎月1回朝7時より、自分が感じ問う自由な論語と孔子様を、今に生きる生と重ね合わせ答えを見出す・・・生かす・・・為の語る会の事です。

私が 曽子曰く 君子は学文によって友と交わり友によって仁徳(愛・思いやり)を磨くものだとを初めの言葉とし・・・
原文12-24 (日本語訳)

孔子宣わく 弟子に先生の人生は と聞かれ

15にして学に志し  学志 ガクシ
30にして立つ     而立 ジリツ
40にして惑わず    不惑 フワク
50にして天命を知り 知命 チメイ
60にして耳したがう  耳順 ジシュン
70にして己の欲す  不矩 フキョ  原文2-4(日本語読み)

を 松江様が問い 

中西様は 徳は孤ならず必ず隣あり。徳のある人は決して孤独ではなく必ず志の同じ人がとなりにいるとを問う。
原文4-25(日本語訳)

私は、弟子より 仁はどのようにすれば得られますか と 聞かれ、孔子様は求めれば向こうから来るものだを問う。また、人間完成は知識・仁徳・壮麗・礼儀の態度に立ち振る舞いで完成されるを問い・・・見解を語り合いつつ・・・有意義なスタートとなりました。至福のこの日を善き友に出会ったことを祝いつつ・・・お互いに記念すべき日となりました。次回は、4月2日となりました。