社長 閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記
こころとかたち
2012.7.23
坂東 玉三郎氏 明治大学文学部 特別講演会に参加して
歌舞伎界で 日本芸術の頂上を背負って 立女形での表と影 見せる・見せられる
奥深い 魂の働きについて 聞くチャンスに恵まれました。
私への影響 心と形 の印象の部分は・・・
『 見せる ・ 見せられる 』
男性が女性を見せる。 男性が女性的美を表現。 仕草と声で。
それを 見せる ・ 見せられる 意識を 長年の稽古で 究極にまで 達成させた方のみに
溢れ出る自然さで! 見せる ・ 見せられる とき ( 舞台 ) には 役に成りきり
役の人の役割に転じ 魂で思いを表現なさっていらっしゃるのでした。
この場面で確認できた思想は・・・
『 花が存在を現わしている。 存在が花を演じている 』 でした。
『 殺して 解放す 』
役を演じる折 さまざまな不都合の 失恋 ・ 妬み ・ 不幸・・・などの 場面を表現する巧みは
自分を滅し 死なして 高められた高次を解放なさると。
高められた高次とは 失恋 ・ 妬み ・ 不幸 など 生のリスクを転じさせ
人間として 究極的本性 真 ・ 善 ・ 美 の 生の表現を 本来の自己が経験すべきことを経験し
それをバネとして 人間性を高め 高貴な芸的技で 魂を解放する 自由な精神のことを申されました。
ここで私は エマーソンの 心の力が 自己を殺すのではなく 生かすことです を 思いだし 自分を生かして 無私の精神にすることを 触れたような想いでした。
『 陶酔と冷静 』
人間本性の 真 ・ 善 ・ 美 に 陶酔するのですが 陶酔しないように 自分を戒め 冷静に役を演じる。
それは 陶酔してしまえば溺れてしまうので。 その役柄の人物に成りきるのに 専念しているのです。
その折 一瞬 自分を脱していらっしゃると。
その脱している自分から もう一人の自分に 役を演じさせるようなものです と。
この場面で確認できた思想は
自分のことなど忘れて 公のため働く人に 一人でも会ってみたいものだ。(ゲーテ)
すなわち 仕事や役割の折 人は自分のことに捉われ 本来の自己の本性に備わっている
真 ・ 善 ・ 美 の自分を表現できず 身勝手 ( 高次の心より身が勝つ状態 ) ・ 利己 ・ 愚鈍 に陥って
私的自己に捉われ 役割の本題より優先させてしまうのは凡人ですが 自己を高次へ高め
成功を治めていらっしゃる方々に現れる 特香な人間性が この陶酔と冷静で感じ取れました。
子供の頃から 朝から晩まで 稽古 芸 が日常生活に規則化し・・・
それが 全体に体現され 歩かれる時も お話しなさる時も 静けさの中 自他の魂に
真 ・ 善 ・ 美 を思い起こせる雰囲気を 醸し出していらっしゃいました。
『 人を育てる 』
ただ見てあげるだけでも育つのです。見られていることで気づくのですと。
ここで重ねられた思想は
何事が生じても 自分の経験の一つとして これを受け入れる。
魂は 行う者であるより 見守る者であり 行う者となるのは
一層よく見守るためである。 エマーソン 自然について 観念論より
『 心と形 』
子供の頃から 稽古 稽古 ・・・ 芸が規則化し 日常生活そのものが 端正に高められるまで
覚えて 記憶する日々が そのまま普通の状態に現れ 身なりの心魂は
美しい形を あらわしていらっしゃるのでした。
それは 稽古 稽古 ・・・ をするうち 体が覚え 繋ぐ意味ですと。
繋いで上昇させ 一つの典型を作り出す技の世界。
稽古を 意識 覚え 記憶したものを 繋いで創造し形 ( 典型 ) を転じさせる。
それが 自・他・国のためになり 存在そのものが財産のような 形を見せていらっしゃるのを
見る想いでした。
見る人々は息を飲み 日本最高美の象徴である歌舞伎 女形の 坂東玉三郎氏に
7月20日 人間国宝認定が発表され 3日目でもあり 日本国の重要無形文化財保有者になるまでの
人間なりの宝物を見せられ 聞かせて頂く講演会の参加になりました。
私は 上品な人間形成を目指し 20代の来日間もない頃 礼節を得るため お茶を習い
その静けさの行為で 物事を 秩序に沿って表現する 日本魂の美を学び 日常生活で生かしてはいるものの なかなか上品な立ち振る舞いが出来ず 悩みがあったのですが。
昨年この方が 人間国宝になるまでの立ち振る舞いを 京都賞授賞式参加で触れ 魂を揺さぶられ・・・
心奥で それがどこから来るものなのかを 問いていたのでした。
この日 その原因が多少掴み取られ 私の立ち振る舞いに 戒められる場面を
いくつか 得ることが出来ました。幸運にも・・・。
この方を通して 重ね合わせた確認の思想
★ 死してなる:低次の自我を滅し 高次の真理になる。
★ より高き灯の反照を認めるなら いかなる幸運も君らから奪うまい
神の座を 朝ごとに讃える技を。 それにこそ 我らの生の玉璽(ギョクジ)がある。 ※玉璽=天子の印
我らと天使らのための 清い神の鏡が
そして 口ごもりつつ 至高の存在を頌えるものは
輪に輪を重ね かしこに集う。 (ゲーテ 西東詩集 パルゼ人の書)
★動物達は その機関によって 教えられるのだと 古代の人達は言っています。
私はそれに付け加えたいのです。 人間も同じであると。 しかも その機関を 再び教えるという長所をもっていることを。どんな行動 どんな才能にも 生まれながらに与えられたものが 要求されるのです。
最高の天才とは 全てを受け入れ 全てを自分のものにしながら 自分自身の根本的な運命 つまり 性格と呼ばれるものに すこしの損害も与えず むしろ それを一層高揚し 出来るかぎりの能力を与えるという天才です。 ここで 自覚をもったものと 無意識なものとの間に いろいろな関係が入ってくるのです。
・・・人間の機関は練習 学説 思考 成功 失敗 要求 反対 それにくりかえし思考することで 無意識に自由な活動の中から 得たものを 天賦なものと結びつけ 世界を驚嘆させるような 偉大な統一体をもたらすものです。 ゲーテが83歳の最後に 『ファウスト』 について述べた文
1832年3月17日 文学に対しての 『 仕事とその段階 』について フンボルトの質問に答えている手紙
★孔子様の人間完成は
知識 仁徳 礼節 壮麗さ それに 立ち振る舞いで 人間完成へ
★『 疑い 』は 美の装い かぐわしい 天にとぶ鴉 シェイクスピア ソネット 70番
坂東玉三郎氏に 重要無形文化財保有者 人間国宝になられる要因に 上記の思想が体現なされていらっしゃることを自分の目で確認できる 記念日となり この方を祝う日にもなりました。 有難いことに・・・・・。
純粋精神よ!
2012.6.4 ( 月 ) 朝
17年ぶり 故郷 韓国を訪ねた後
純粋精神よ!
長い間 私を育て 導いて下さった ご恩 計りしれません。
心より感謝を捧げます。
我が高貴な 『 閔家の先祖代々 』 に宿り 公のため 世のため 人のため
国々 ( 古代中国 ・ 高麗 ・ 朝鮮 ・ 韓国 ・ 日本 ) のため
働いて下さった純粋な精神が 見事にも私に宿り 花開き 実りをもたらすご恩
最上の心で 美しいお礼をもって讃嘆致します。
これからも 私の命に出会う人々が 清められ 元来の真我に戻り
健全へ向かうよう お導きを下さい。
この度、訪韓に際し、純粋な精神が植えた我が心が 父母兄弟を 癒し 支え 励まし
人間として正しき心持ちで 生を完遂出来るよう 生き続け生かして下さい。
父は 役割を見事に果たすまで 常楽に生を営むよう導き
兄は 閔家の長男の運命と天命を 誇りと思い 責任を果たす力と勇気と健全を授与され
見事に正しき道で果たされるよう 確実に導いて下さい。
また、弟達 ・ 子供らには 自らの運命 ( 運ばれる天命 ) として諭らせ
人間として 正しき健全な導きで 貴いご先祖様の元来の徳性を 『 目覚めさせ 』
父母兄弟 仲良く支え合い 癒し合い 励まし合うよう 正道を歩ませて下さい。
生ある限り・・・後孫にも永遠に繋がるように・・・。
私を通して ★ 『 高貴な純粋精神 』 に触れた父母兄弟らしく 進化発展を成し遂げ
私達を喜びの家に住まわせて下さい。
それでこそ 先祖代々の 貴いご意志が実現され その方々を貴び
感謝を捧げ 敬い 創造主 ( 私達人間と万物を造りだす力の主 ) へ 平安と正義を供え
元来の我らに相応しい人間として 正しき子供でありえますから。
全てを愛し 全てを見通す 創造主における私達の立場を
見事に果たすよう 私達に純粋精神力と 働く意欲を
倍々々・・・・・増し 物事を実現させ 実らせて下さい。
各々の立場で見事に。
私もご恩を忘れず 貴び 世のため 人のため 使命を果たします。
深い願いと感謝を込めて。 合掌。
2012.5.22~6.1 11日間 17年ぶり訪韓に際して 父母兄弟への安穏の祈念文
我が貴いご先祖様達よ!
2012.6.5(火)朝
古来より 純粋な精神の徳性を 天空より授けられ
恩恵豊かな貴さを 私達にも お譲り 宿らせ 生かして下さったご恩
計り知れません。
この異国の地においても 人々に愛され 世のため 人のため
働く場と 人々を結び 生かして下さったのでございますね。
我が遠祖 閔 子騫 が 孔子様の隣に座ると
その態度が 『 温和 で恭遜 』 であったと論語 ( 韓国語訳:1976年 弘新文化社 訳解者 白 兗煜、李 基奭、全 英植、韓 百愚。 日本語 儒教伝播協会 孔祥林 訳 閔 子騫は孔子の側に待る時には、いかにも正直で礼儀正しく見える。原文11-13)に触れ、どれ程私が、喜びの歓声を上げたか 計り知りえません。
天と地において 創造主(私達を造り賜う力の主)が 我ら人間に授けた 最も貴い温和さの徳性を
授けているとは この上ない誇りと栄光でございます。
それらが 若い頃より 私に働き 己の道を歩み 今日に至るのでございますね。
いかなる出来事にもうち勝つ 不屈の精神力で 邪悪を追い払い
正義 と 礼儀 の二つの強制力 ( ゲーテの思想 ) を持たせ
今日まで 人を治め 導く力を発揮させて下さったのでございますね。
これからも 貴いご先祖様達の徳性を 花開き 実らせ 世のため 人のため なるよう
物事を絶妙に運ばせ 137億年かけ造り上げ 楽しまれる喜びを共に味わい
役割を果たしましょう。
☆ 孔門の十哲
- 孔子の門人で、特に優れた10人。
- 徳行に優れた顔回 ・ 閔 子騫 ( びん(みん) しけん ) ・ 冉 伯牛 ( ぜん はくぎゅう ) ・ 仲弓、
- 言語に優れた宰予 ・ 子貢、政事に優れた子有 ・ 子路、文学に優れた子游 ・ 子夏。
- 「 論語 」 先進編に基づく。孔門十哲。(孔子の門人は3千人)
☆ 閔 子騫 ( びん(みん) しけん )
- ( 紀元前536年 – 紀元前487年 ) 春秋時代の儒学者。名は損で、子騫は字。魯国出身。
- 孔門十哲の一人。徳行で有名であり、孔子からも孝行者であると賞賛されている 。
- (『論語』先進第十一)
これらを 未来の子供らのため 記録し 遺して置きます。
『 高貴な精神 』 についての解釈 体験を通して
父は、以前より胆石の痛みで 煩わされていらしたのでした。
私は、81歳の父が時々起る腹痛で なかなか食事が取れないと示していたので・・・
一番よいと思われ、吸収しやすい食べ物の栄養素を組み合わせ 持参しました。
それらを程よく温め 召し上がって頂き 持参した温熱器で身体を温めて頂くようにしました。
組み合わせの食べ物は アロエベラジュース ・1 9種類の果物ジュース ・
栄養だし粉末 ( いわし節 ・宗田節・ 鰹節 ・ムロ節) ・ 黒大豆黒ごま粉末 ・ 花粉とプロポリスを粉末にした物 ・大豆たんぱく質の吸収しやすい粉末 ( 必須アミノ酸 全てが理想的に含まれている物 ) ・木の実 くるみ ・ 松の実 ・ プルーン ・ 落花生 ・ 栗 ・ 銀杏
20種類のジュースに粉末達を 一番美味しい程度で組み合わせ 高分子達が活性化され易いように
少々温め 食べやすく 美味しさを増すようにし そこに木の実を少々入れ
混ぜ合わせ 自然な栄養素をパッケージとして頂いてもらいました。
これらの組み合わせの着想は、キムチ作りの知恵で、多くの種類がパッケージされた当社のキムチの酵素、食物繊維、ファイトケミカルなどの栄養素によって、自律神経失調症や便秘の改善、ダイエットに役立つというお客様の声に影響され、体が吸収しにくい状態の折、いかに栄養を取るかを私の体で実験を繰り返し経験によるものとして。
それは 食欲と気力が落ちている折には どんなものより 美味しい食べ物と 温かい熱が
脳と心を刺激し 活性化させると思われていたので。
それが 1時間後 腹痛で入院となり 検査の結果 痛みの原因であった胆石は流されたと
医師より聞かされ 吸収しやすい栄養素の食べ物と 熱の作用の素晴らしさに 感激したところでした。
又、81歳という高齢にもかかわらず 再生させようとする体の働きに驚かされ 希望を抱かせて頂く場面でした。
痛みの本質の一つに 『 この部位を改善 ( 悪いところを改めてよくする ) しているので注意せよ 』 と、
脳よりの配慮を 皆で認識し語り合う場面でもありました。
また、父の入院で 兄弟たちの心からの看病を 各々の立場でしつつ・・・父もそれを感謝で表して下さり
生への大切さと 希望を共有し 結束するのを目の当たりにしたところでもありました。
その間、私は父の家を清掃し 生命が営み 好まれる清潔感の環境を整えつつ・・・
善き観念を捧げ 書き 父へと手渡し 鏡に貼り ベッドの上にも置き 帰国したのでした。
それは 純粋精神から発露する意識より
- 1. 再 生 : 失われた生物体の一部が再び作られること
- 精神的に生まれ変わること
- 再び元気を出し生きることを意味して
- 2. 感 謝 : 有難く感じて 謝意を表す事。自他共の存在そのものへ・・・
- 3. 気 運 : 気力がないところから 気運を取り戻す意識として
- 4. 生 き る : 生きる意欲を湧かすため
- 5. 生 か す : 生命を生かす意識として
- 6. ご 先 祖 様 達 : 父が閔家30代目として ご先祖の墓を大事に守り抜いていらっしゃったのを称え
- 呼び覚まし 生の力になるよう励ます。
- 7. 南 無 阿 弥 陀 仏 : 南無は「私は帰依します」の意味。阿弥陀仏(如来)は、
- 「自分の名前を唱える者はだれであっても、即座にその者のところへ行って、
- 極楽浄土に導く」といいました。
- 8. 南無観世音菩薩 : 慈悲の心を持つ菩薩。 観世音とは、読んで字の如しで、
- 世の人々の音声を観じるという意味。
- 9. 南無妙法蓮華経 : 蓮の花というのは綺麗な池で咲くのではなく、
- 水の中では先も見えないような汚れた泥沼 から、美しい花をさかせます。
- これと同じように、 人生でも辛いことや苦労、苦難で先も見えない 状態である
- ほど、美しい花を咲かせることがで きますよという教え
我が祖父が 天道教を信奉し、夜明けに、★生家の庭 果樹園と花壇の中にあった醤油・味噌( 韓国でジャントック ) ツボの上に 水を供え常に祈っていらっしゃったと・・・
今回初めて聞かされたので、父の痛みを和らげ 煩悩を克服させるため、
父母に縁はあったが 否定し続けていらした父に お経の意味を説明したところ、理解を示し、
7・8・9の題目を唱える父に 人間の本性を触れる思いでした。
それは、胆石での炎症が痛いので、痛みを忘れるため 素直になる父に触れ 驚かされました。
私も痛みを思わず 希望を抱くため このように切羽詰った時、 『 高次の精神 』 に頼るしか
思い浮かばず 自然と父の命を生かすことに専念していました。
それは 22歳の時、母が病気で死に向かう折には 生かす事が生かせられない無知の悲しみで
心身共 大打撃をうけ、それらを克服するため、父を含め兄弟らが、35年という年月を要し、
母も子供らの私達が、克服し浄化するための努力を、後押しして頂くようでした。仏の教えで肉体は33年で浄化するとあり・・・古代ギリシャでは母が神として描かれているのを思い浮かべたのでした。
それは故郷山、母の墓参りの折 兄の心より発する、今日(6/25(金))は 娘が来てオモニ(母)が、大喜びで最も良き日だと・・・笑顔で発せられたので。夢膨らむ若き日に母を失う絶望の痛みより 希望のお出ましに大喜びであったのでした。
その母の墓は、アザミが14草も美しい紫の花で 以前の悲しみより浄化させた私達に
満開として喜ばせ、あの苦痛よりは 生の喜びと 父母兄弟の血縁深さを諭し、微笑を授けるのでした。
かのゲーテの朝鮮アザミの詩を思い浮かべ、それらが象徴する意味を通訳しながら・・・
古きご先祖様達が眠る別の山参りへ と、移動したのでした。
- 【 ゲーテの朝鮮アザミにそえて 】
- 果樹園で育てられた みずみずしい色つやの 舌触りもよい
- さまざまな 果実とはことなり 私のあなたに贈るのは 堅い実です
- しかし どうか受け取って下さい 私は この朝鮮アザミがにくめない
- 真に美味なものは 堅い殻にかくされているものです
- 潮出版社 ゲーテ全集 2 内藤 道雄 訳
★真に美味なものを頂くには殻を破らないと味わえない真理を諭す、最も美しい場面を親兄弟で共鳴しあう事が出来ました。母の死して成る法則のおかげで・・・。
- 10. 煩 悩 即 菩 提 : 煩悩すなわち悟り 痛みが即治りの境地として
- 11. 生 命 : 生きる命達によびかけ 目覚めさせる意識の発露より
- 12. 高 貴 : 父の入院での 容貌に現われ 言葉になり 伝える 入院の最中にも
- お顔は高貴でいらっしゃいますと 常に呼び掛け 目覚めさせた意識
- 13. 天 命 : 長男に生まれたこと その役割で 多くの墓を守り
- 生命の尊貴を獲得なされたことを称え
- 14. 大 丈 夫 : 痛みの本質の一つに 細胞が回復のため 主 ( 自ら ) に知らせるので
- それに対して 大丈夫 大丈夫 と 心から体をいたわると
- それによって落ち着く また、丈夫になれ 丈夫になれ と励ます意識として
- 15. 平 安 : 平和を願って・・・
- 16. 喜 び : 今 生存している事に 喜び 感謝している意識の発露より
これらを その場面に応じ 繰り返し繰り返し 言葉に出し 父がお腹に手をあてながら
言葉にし 痛みの煩悩より脱し 純粋な精神力で 肉体の痛みを克服なさる体験を
皆で共有する場面として父より教えられ 経験し、帰国に着く前日に 退院の知らせを頂くことになりました。
私は 若い頃より 仏縁によって 40年間お経と親しみ その意味を知りたいと研究しつつ・・・
先人達の 高貴な思想に触れる度 人間の本性を深究 実践を試みる日々の中、
このたび 父の生命の営みに触れ 最善に向かう働きについて認識させられる場面を体験し
記録として ここに遺して置くことにしました。
★生家の果樹園にあったもの (祖父が漢方用で薬材を栽培し子供や親せきに飲ましていたと)
1.石榴 ザクロ 石垣に10木程 2.柚子 ユズ 雙木(雄・雌) 3.棗 ナツメ
4.あんず 5.沙果 リンゴ 6.梨 ナシ
7.桑 クワ 8.栗 クリ 大小2木 9.桐 キリ
10.無花果 イチジク 11.サクランボ 12.桜桃 マスラウメ
13.柿 カキ 大峰・甘柿・ジャントウ柿・渋柿・平たい柿・小柿 14.銀杏 ギンナン(雄・雌)
15.假一 シンジュ 11木 16.木瓜 カリン 17.群雀 ムレスズメ
18.五加 ウコギ (皮は強壮薬) 19.ニラ 20.サランナム(愛の木の訳 日本語?)
21.フキ 22.枸杞子 クコ (井戸周辺へ20本ほど 井戸の浄化の為)
23.榎 エノキ 24.茗荷 ミョウガ 25.井
これらをUPするに当たり、後押しされた勇気の思想は、エマソンの自然について斉藤 光 訳 自然の方法、 ゲーテのファウスト下3435行~3465当りと11385行~の影響で
第5回 温エネルギー研究会
2012年5月14日 ホテルニューオータニにて
第5回温エネルギー研究会が開催されました。
1. 健全な食べ物・健全な考え方 ・ 温エネルギーで養生する生き方を目指す
2. 温熱の素晴らしさを伝えた歩みの中、医療的な地位向上の現状
3. 健全な食べ物について
4. 参加者の温熱体験
5. 健全を考える朗読
「 神性 」 ・ 「 天を想う 」 小塩 節 訳の 「 私のゲーテ 」 より抜粋
常任理事 宮崎 絢子 氏により 素晴らしい音楽に合わせ朗読されました。
盛和塾 九州沖縄地区 塾長例会
2012.4.12
福岡20周年記念に当り
福岡ヒルトンホテル シーホークにて
心を高める 経営を伸ばす
人 ( 社員 ) に、会社の方針を分かって頂くために・・・
人との係わりについて 稲盛 和夫 塾長の教え 私への影響
人は生まれ育ちが違い 考え方も違い 固定概念に凝り固まって
仕事が出来ない人は分かってくれない。聞いてくれない。
このような人にどうしたら良いのかについて
自分勝手 ( 都合 ・ 便利 ・ 身勝手:わがまま ) で いい加減な人に
どのようにして正しく仕事をしてもらうか?
それは普遍なる哲学 ( 心理 ・ 物理 を秩序と法則性で解いて ) をもって
日常の分かり易い言葉と社長の人間性で理解して頂くように努力することです。
その時 人の心を読み 心理を理解 し 心を打つような話が出来ないと リーダーにはなれない。
※心理を理解 : 心は理なり。その状況を解いて治めること。
治められないことは こちら ( 社長 ) が理解できていないこと。
自らの自社のフィロソフィを 分かり易い日常の言葉を使って 人間の喜怒哀楽の心情を問い・・・
自分勝手でいい加減な人より 『 不適を挘(むし)る (引き抜く・はがす・ほぐす) 』 と
言っていいでしょうか。
・・・その折、人間愛・感謝の念・思いやり・人間として何が正しいかがあれば
厳しい事を言っても決して人間関係が崩れる事はない。
この時、人間関係が崩れるようであれば、社長の器がその程度しかない事として認識する事です。
人間は誰でも皆 根 ( 真我 ) は純情である。その純情が目覚めるように・・・
会社は、皆の幸せの為にあることを分かち合うよう
哲学 : 人間は何のために生きるのか・人間として何が正しいかを
日常の言葉を使って 分かち合うように努力することです。
分かち合うと そこからエネルギーが生まれ 良い方向に向かうのです。
・・・すると さまざまな物事が好転していくのです。
これを 日々新たに創意工夫することです。この前後は省略致します。
4/13 翌朝の塾長の教え
ホテルでの朝食のためレストランに着いたところ 多くの人が並んでおりましたので・・・
集合時間に間に合わせるため・・・部屋に戻りカバンを持ち並んでいたところ・・・
塾長先生が秘書5人と朝食を終え お戻りなさる折に重ねられ・・・
朝で朝食の後でもあり 声出しを控えお辞儀で配慮を供えたところ・・・
先生は 『 お先でした 』 と お静かな声で 丁寧にあいさつを下さり 歩かられる向こう側から
温かいエネルギーが私に届くのを体験し 胸が温まるのを感じたのでした。
そのあいさつも いろいろあるでしょうに・・・
千人ほど集まった一人の人に 礼の重要さと丁寧さで 人を直し治める場面を
一瞬で永遠に忘れられない記憶として留められたのでした。
言葉使いを日々反省し 重んじる我が社のために 大きな励みとなりました。
この出来事を何人かの塾生に問いたところ ますます先生を尊敬なさると申した方がいらしゃって
ますます感動したところでした。
あのハワイでの朝食の折と同じく・・・
2010年1月
ハワイ開塾式参加 ホテルで朝食の折
姿勢を正しく調整をしながら みそ汁を飲んでいる折 先生がいらっしゃるのを知らない私に
朝食を終えお戻りなさる先生は 私の側を通られ 『 おはよう 』 と
丁寧にあいさつを下さったとのことでしたが
私はみそ汁を飲んでいる最中で まったく気付かずにおりました。
その直後 塾生3~4名が食卓に参入し 何故 先生のあいさつを無視するのかと怒られ
驚いてしまい まったく気付かずの出来事を反省しつつ・・・
また その場面を観ている人々がいることを 不思議な教えの修養の体験の場となったのを
生起したところでした。
礼を重んじ 礼ある人生を・・・
そうありたいと思う私達に 素晴しい出来事として 永遠に語り継がれることになりました。
それらを 孔子様の教えの 礼儀 ・ 信義 ・ 修養 を 重ね合わせ
『 自分を戒め 』 我が社の教訓にすることに致しました。
『 礼以て之を節し、信以て之を結び、容貌以て之を文(かざ)り、
衣服以て之を移し、朋友(ほうゆう)以て之を極む 』 ( 礼記 ・ 表記 )
『 孔建訳 』
礼儀によって 言葉を整え 信義によって関係を固め 表情に注意して交際を滑らかにし
衣服を正しくして気分を改め 朋友を選んで修養をいそしむ。
また ゲーテの 二つの強制力は 『 正義 と 礼儀 』 をも。
これらを事業を通して言動を研き 人間性を高める励みを
『 お先でした 』 の 塾長先生の 丁寧な一言で目覚め励むことになりました。
有難いことにでございます。
与えられた一瞬に感謝を込めて。
福岡に向かう機内で、JALの雑誌である「スカイワード」の
稲盛和夫×松井秀樹の対談の中で紹介。
中村天風の教え
- 新しき計画の成就(じょうじゅ)は、只不屈(ふくつ)不撓(ふとう)の一心にあり。
- さらばひたむきに只想え。 気高く、強く、一筋に。(JAL社内に掲げている)
2012.4.23 本社営業部 朗読し合う
温エネルギー記
2012.3.18(日)
『 健全な食べ物 + 健全な意識 + 温エネルギーで養生する生き方を目指す 』
を、実践・実現させる 温エネルギー記
人の中に住み着いているものを 温エネルギーで 善良なものに転換させる働きを
健全な食べ物 ・ プラスの考え方 ・ 温熱器を活用し 成し得る確信からの 私の体験記です。
心身共に温かいと 魂は平和になるものですから。
( 温かいとやることが正しくなるが、温かくないと不平不満が出る人間の本性 )
人間は、生まれながら 平安と喜びを求めるように作られているので
心身が邪悪(ストレス)などで歪んだ折、温エネルギーで癒す体験の記録です。
善良なもの
素直 正直 知恵 分別 ・・・
健全なもの 純粋なもの 元気なもの 明知なもの
明るいもの 道徳的なもの 配慮あるもの
気持ちが温かく通うもの 真 ・ 善 ・ 美 なるもの
真理を愛するもの 正しきもの
これらは 人間の徳性から もたらされるもの
邪悪なもの
人間の真我を覆い 生の営みの中 邪悪なものを見覚え
それらを嫌がり 自らを守るため 心(魂)の奥に記憶し
捨てられぬまま居座らせ 人間の生命を虫食むもの
病い 近親の死 災難の影響 悲しみ 無知 軽蔑 無頓着 ・・・
仏教で言う三毒
善根を毒する 3種の煩悩
① 貧欲 : 自己の欲するものに執着して飽くことを知らないこと。
② 瞋恚(しんい)(怒り) : 自分の心に逆らうものを怒り怨むこと
③ 愚痴 : [ 仏 ] 理非の区別のつかない愚かさ 『 邪見 』
- ※ 言っても仕方のないことを言って嘆くこと。 広辞苑より
小塩 節 訳 私のゲーテより抜擢
冬のハルツ紀行
・・・前文省略
慰めの香油も 『 毒 』 となり 溢れる愛を飲みほして
人間憎悪を得たものの 苦しみを あぁ 誰が癒そう。
まず軽んぜられて 今や軽蔑するものとなり 飽くなき我執に捉われて
『 自らの価値をひそかに食いつくすのだ 』 。
・・・28歳のゲーテの詩ですが 人間の本性を見事に現わしており 私の生の体験の中
熱 ( 温エネルギー ) を直接体にあてる器具に出会う事で 失われた自らの価値を取り戻す体験記を
私が生の支えとしている この方の詩で後押しされ アップすることになりました。
☆ 慰めの香油も毒となり
想念や美味しいもの ( 食べ物 ) も 新陳代謝に欠けると 毒となり 体 ( 自他共 ) に障る意味として翻訳
想念や美味しいものが 新陳代謝になり 毒ではなく 薬となるよう 『 学びと努力 』 がいるのである。
・・・ その時に応じての自己なる人間造りの健全のために ・・・
・・・ 油断すると 反対の方向に進んでしまうので。
生ある限り 自己ケアのため 三井式温熱治療器をセンサー ( 検知器) として
直接体にあてながら 自己に向き合い
心身を正常な健全 ( 人を全体として建てる意味として ) へ導く 希望の体験として
邪悪なもの ( 毒性 ) を 克服したところから発しています。
健全な食べ物
人を全体として建てるバランスの取れた食べ物
健全な精神は 健全な肉体に宿るものですから。