社長  閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記

2012.04.23

盛和塾 九州沖縄地区 塾長例会

2012.4.12
福岡20周年記念に当り
福岡ヒルトンホテル シーホークにて

心を高める 経営を伸ばす

人 ( 社員 ) に、会社の方針を分かって頂くために・・・

人との係わりについて 稲盛 和夫 塾長の教え 私への影響        

 

人は生まれ育ちが違い 考え方も違い 固定概念に凝り固まって
仕事が出来ない人は分かってくれない。聞いてくれない。
このような人にどうしたら良いのかについて

自分勝手 ( 都合 ・ 便利 ・ 身勝手:わがまま ) で いい加減な人に
どのようにして正しく仕事をしてもらうか?

それは普遍なる哲学 ( 心理 ・ 物理 を秩序と法則性で解いて ) をもって
日常の分かり易い言葉と社長の人間性で理解して頂くように努力することです。

その時 人の心を読み 心理を理解 し 心を打つような話が出来ないと リーダーにはなれない。
※心理を理解 : 心は理なり。その状況を解いて治めること。
治められないことは こちら ( 社長 ) が理解できていないこと。

自らの自社のフィロソフィを 分かり易い日常の言葉を使って 人間の喜怒哀楽の心情を問い・・・
自分勝手でいい加減な人より 『 不適を挘(むし)る (引き抜く・はがす・ほぐす) 』 と
言っていいでしょうか。

・・・その折、人間愛・感謝の念・思いやり・人間として何が正しいかがあれば
厳しい事を言っても決して人間関係が崩れる事はない。
この時、人間関係が崩れるようであれば、社長の器がその程度しかない事として認識する事です。

人間は誰でも皆 根 ( 真我 ) は純情である。その純情が目覚めるように・・・

会社は、皆の幸せの為にあることを分かち合うよう
哲学 : 人間は何のために生きるのか・人間として何が正しいかを
日常の言葉を使って 分かち合うように努力することです。

分かち合うと そこからエネルギーが生まれ 良い方向に向かうのです。
・・・すると さまざまな物事が好転していくのです。

これを 日々新たに創意工夫することです。この前後は省略致します。

4/13 翌朝の塾長の教え

ホテルでの朝食のためレストランに着いたところ 多くの人が並んでおりましたので・・・
集合時間に間に合わせるため・・・部屋に戻りカバンを持ち並んでいたところ・・・
塾長先生が秘書5人と朝食を終え お戻りなさる折に重ねられ・・・
朝で朝食の後でもあり 声出しを控えお辞儀で配慮を供えたところ・・・
先生は 『 お先でした 』 と お静かな声で 丁寧にあいさつを下さり 歩かられる向こう側から
温かいエネルギーが私に届くのを体験し 胸が温まるのを感じたのでした。

そのあいさつも いろいろあるでしょうに・・・

千人ほど集まった一人の人に 礼の重要さと丁寧さで 人を直し治める場面を
一瞬で永遠に忘れられない記憶として留められたのでした。
言葉使いを日々反省し 重んじる我が社のために 大きな励みとなりました。

この出来事を何人かの塾生に問いたところ ますます先生を尊敬なさると申した方がいらしゃって
ますます感動したところでした。

あのハワイでの朝食の折と同じく・・・

2010年1月

ハワイ開塾式参加 ホテルで朝食の折
姿勢を正しく調整をしながら みそ汁を飲んでいる折 先生がいらっしゃるのを知らない私に
朝食を終えお戻りなさる先生は 私の側を通られ 『 おはよう 』 と
丁寧にあいさつを下さったとのことでしたが
私はみそ汁を飲んでいる最中で まったく気付かずにおりました。

その直後 塾生3~4名が食卓に参入し 何故 先生のあいさつを無視するのかと怒られ
驚いてしまい まったく気付かずの出来事を反省しつつ・・・

また その場面を観ている人々がいることを 不思議な教えの修養の体験の場となったのを
生起したところでした。

礼を重んじ 礼ある人生を・・・
そうありたいと思う私達に 素晴しい出来事として 永遠に語り継がれることになりました。

それらを 孔子様の教えの 礼儀 ・ 信義 ・ 修養 を 重ね合わせ
『 自分を戒め 』 我が社の教訓にすることに致しました。

『 礼以て之を節し、信以て之を結び、容貌以て之を文(かざ)り、
衣服以て之を移し、朋友(ほうゆう)以て之を極む 』
  ( 礼記 ・ 表記 )

『 孔建訳 』
礼儀によって 言葉を整え 信義によって関係を固め 表情に注意して交際を滑らかにし
衣服を正しくして気分を改め 朋友を選んで修養をいそしむ。

また ゲーテの 二つの強制力は 『 正義 と 礼儀 』 をも。

これらを事業を通して言動を研き 人間性を高める励みを
『 お先でした 』 の 塾長先生の 丁寧な一言で目覚め励むことになりました。

有難いことにでございます。
与えられた一瞬に感謝を込めて。

 

福岡に向かう機内で、JALの雑誌である「スカイワード」の
稲盛和夫×松井秀樹の対談の中で紹介。

中村天風の教え

  •   新しき計画の成就(じょうじゅ)は、只不屈(ふくつ)不撓(ふとう)の一心にあり。
  •   さらばひたむきに只想え。 気高く、強く、一筋に。(JAL社内に掲げている)

 

2012.4.23 本社営業部 朗読し合う