投稿者「minsan」のアーカイブ

韓国 産学革新戦略研究所/教育院 来社見学

2013.10.2

9/30 産学革新戦略研究所 韓国食品関係者36名の方々が工場見学。
キムチ製造販売、漬物文化への理解を深め、又、日本における我が社の
韓国食品全般に触れ、韓国産学革新研究開発のヒントやご参考のため
熱心にご見学し、概要説明に聞き入り、有意義な見学会開催日となりました。

うま辛チャプチェ 再放映のお知らせ

2013.9.10

8/9 うま辛チャプチェ 好評により再放映致す事になりました。

放映日 2013年9月24日(火) AM5:00~ CS55ch

是非、楽しみにお求めをお願い致します。

 

 

お客様、早朝にもかかわらず、ご反響ありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

9/8(日) ショップチャンネル放映のお知らせ

2013.8.29

9/8(日) PM4:00~ CS55ch

今回は、なんと 1時間の放送決定です!!

ご紹介いたしますのは

うま辛チャプチェ ( 新登場 )

タッカルビ ( 新登場 )

ビビンバ ( 大好評 )

以上の3種類です!

皆さま、是非ともお楽しみ下さい!

 皆様、大変ご愛好賜り、ありがとうございました。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像鑑賞

2013.8.10

 

2013.6.22 昼 東京都美術館にて

1989年 パリのルーブル美術館見学の記念として、モナリザを手に入れ、その真意を私なりに理解したいと長年問いていて…この度イタリア、ルネサンスの巨匠の精神に触れようと足を運びました。

レオナルドの芸術家・科学者・発明家と、多才多能な顔を持つ天才レオナルドの知られざる新たな多面に触れ、圧倒されその精神を捉える時間的余裕が与えられず、整理出来ないモヤモヤな時間が過ぎ去りました。

レオナルドは、法則を追求現わしながらも、法則に捉われない絶えざる発見と創意への果敢な姿勢で、普遍人の模範として頂上の座で、今も私達の精神に働きかけてくるのでした。最大の敬意を思いつつ、その努力に胸の痛みを覚える程でした。
いつか時間が許されれば、彼の精神を捉えてみたいと思った鑑賞の日となりました。古き時代の真実が今も生きる真理に思いを寄せつつ…。

 

ヴェルディ 生誕200年を飾る La Traviata( 椿姫 )オペラ鑑賞

午後 ハプスブルク帝国のハンガリー国立歌劇場

東京文化会館にて

登場人物達は

                           ・・・・・・・・・・
ガストーネ      ここは友情が歓喜に結び付く場所なのだよ。

ヴィオレッタ     私の感謝の気持ちをあなたに捧げますわ。
( 椿姫 )

アルフレード          へベ( ギリシャ神話における青春の女神 )が与えた永遠の青春を…
(椿姫の恋人)     幸福の酒盃を献ずれば、美は開花し、さらに瞬く時は歓喜に酩酊(めいてい:酔う)す
                            幸福の酒盃を献ずれば、愛は銘々の杯の中でさらなる甘美な抱擁を得るだろう。

一同               幸福の酒盃を献ずれば、美は開花し、さらに瞬く時は歓喜に酩酊す
                            幸福の酒盃を献ずれば、愛は銘々の杯の中でさらなる甘美な抱擁を得るだろう。
                           酒盃と詩を享受するのだ…夜に光が差し込み、微笑が輝く
                            さあ、このパラダイスで今だ、知らぬ明日を見出そう。

アルフレード       …それは宇宙の全てを包み込む鼓動
                             謎に包まれ、誇り高く、心の中に死と歓喜が
                             混在するそんな愛に…

一同               これ程、素晴らしい喜びに感謝するよ…
                             町はお祭り気分で一杯だ
                             歓喜の時に思い巡らせ
                             新たな歓びを享受するために
                             休息をとって次の活力を培おう。

ヴィオレッタ           愛は全てをも包み込む鼓動
                            神秘的で高潔で
                            死の苦悩と歓喜が心に溢れるということを!
                            …いつも自由に
                            私は喜びから歓喜へ舞うべきだわ

ジェルモン              …過去は忘却で覆い隠そう!
(アルフレードの父)   私を導いてくれた愛は
                                 何もかも許すことができるのだ。
                …その他は省略…

 

…これらの詩と名優達の高次の歌声、衣服の色彩と飾り立てた舞台は、鑑賞者を彼らの世界へ吸い込み、我らもまた日常を忘れ、華やかな生と愛、悲しみの死、より大きな宇宙的愛で人を許す導きへ…

三度目のこの劇に新たな発見と生、愛、死、皆で歌い合うパーティの舞台や衣服の飾りで美の再現、国は違っても共有する喜び、楽しみ、悲しみを先人達が考え残して下さったことに、感謝を捧げながら…感動を覚える一時となりました。

盛和塾 ブラジルツアー 稲盛塾長講話DVD視聴会で学ぶ

2013.6.19 目黒雅叙園にて

経営に何故哲学がいるのかのテーマの中、一番印象にのこったものは、『 人間は忘れる 学んだものを潜在意識まで到達させ、必要に応じて善き思想、行動が自然に溢れ出るまで学ぶことです。 』

知ってはいるが出てこないということは、まだ潜在意識に入っていないことです。と。同じ事を反復するのは、潜在意識を目覚めさせる為ですと学ばせて頂きました。

人間は、大きな出来事や本人の好き嫌いは覚えやすいが、善きこと、行いは学んで学んで練習や訓練を重ね、潜在意識まで覚えさせ、言葉や行動に溢れるほど理解しないと出ない意味を、分かりやすくご講話して下さり、人間理解を深めることになりました。

この方の崇高で奥深い哲学に人間の根源を見る思いでした。私はここで、社員教育、人間教育の本性に触れ大きな希望と勇気を得ました。

それは、ゲーテが1832年3月17日 人生の最期にファウスト文学についての『 仕事と段階について 』
動物達は、その機関によって教えられるのだと古代の人達は言っています。私は、それに付け加えたいのです。人間も同じであると。しかもその機関を再び教えるという長所を持っているという事を。どんな行動、従って、どんな才能にも生まれながらに与えられたものが要求されるのです。…省略

人間の機関は、練習( 訓練 )・学説( 学ぶ )・思考( 考える )・成功・失敗・要求・反対それに繰り返し思考する事で、無意識に自由な活動の中でかち得たものを、天賦なものと結び付けますので世界を驚嘆させる様な偉大な統一体をもたらすものです。  ゲーテ  P,ベールナー  桜井正寅訳 173P
と、重ね合わせて理解を深めました。

             

盛和塾山梨 特別講演会で学ぶ

我が社のブルーオーシャン戦略と新しいビジネスモデルについて

2013.6.15 山梨 古柏園ホテルにて

講演者 柴山文夫氏は、㈱ラックの代表でいらして、日本の冠婚葬祭のビジネス業界で先駆者的役割を果たされ、同塾でも模範者として皆が学び尊敬を受ける方でした。

盛和塾本部理事で、私が当会入塾年、アメリカ 『 ニューヨーク 』 にて、稲盛和夫塾長の市民フォーラムに同じくご参加。

人は何の為に生きるのかをテーマとして、お釈迦様の教えで六波羅蜜=六つの精進

1.精進:努力すること。学び創意工夫することの意味について
2.布施:誰かの為にする。愛の実践について
3.持戒:規律 規則を守る。法則を守る
4.忍辱:忍耐することについて
5.禅定:心を清め、静めることについて
6.智恵:1~5の修養によって、智恵を授けられる

…の難解な解釈を、ジェームズ・アレン( 1864年~1912年 )の原因と結果の法則で分かり易く解いて、ご自分の経験と重ね合わせてご講話して下さった日、2人は出会ったのでした。

この日集う1,000人のアメリカの方々とご一緒に講演を聞いた後、同内容の原因と結果の法則や、ジェームズ・アレンさんについて語りながら、ニューヨークの街を30分ほど歩き、懇親会場へ着き、塾長と同テーブルで、原因と結果の法則について確認し合う思い出が、塾長例会でお目にかかる度ごと懐かしむ中でした。

5月27日も、岡山塾長例会終了後、またもピッタリとホテルのロビーでお会いし、何人かの塾生とお酒を飲みました。その席で、この度の山梨勉強会でご講演なさる事で誘われ、縁深い山梨の甲府に社員とオギノの以前担当バイヤー手塚氏と、石和の北沢美術館の北沢館長を誘い参加しました。

幅広いご内容は、参加者を喜ばせ、ビジネスのヒントを与えるものでした。

1.JAL復活劇を考えてみる
2.JALグループの企業理念とJALフィロソフィ 40項目
3.稲盛経営の心の革命と合理的思考
4.今後の冠婚葬祭の展望について
5.会社運営の構成図

A.戦略要因  52.7%
1)商品戦略     33.9% 企業生産の法則、会社は環境適応業
2)マーケティング  18.8% 企業の成長の法則、商売の仕組みを創る

B.人的要因  27.6%
1)社長の資質    8.3% 企業幸福の法則
2)経営理念の存在 12.2% 経営理念は第一の商品である
3)社員教育     7.1% 強い現場力を作ること

C.管理要因  19.6%
1)財務管理  6.6%
2)法律管理  6.5%
3)組織管理  6.5%

について、参加者全員真剣に学びました。

私は、我が社に欠けている点をこの方に学び実践しようと、心を新たにする日となったのでした。

坂東玉三朗 演じるということ 講演を聞いて

2013.7.17

6/7 明治大学駿河台キャンパスにて

明治大学リバティアカデミーオープン講座

 
演じるということは、子供の頃から本能的にやって来て、先生達がやって来たものを後から理論付けで理解して来ました。

演じること、他人になるということ、自分がありながら自分でないものになっていく。他人になったつもりになった自分がいて、たとえば暑い、嬉しい、寒い自分がいる。他人になっている自分がいる。…自分を確認する作業がある。

人の前で演じ、自分がやっているものを見ながら、自分と対話している。やっている人は自分がやりながら確認する。演じることを通じて…さびしがりや、はずかしかったことも忘れるのです。

演じて、一人になると、演じる役者になって良かった、喜びの満足があります。ですが、翌朝になるとまた 『 不安 』 になるのです。この 『 不安になる 』 ため、また稽古をして自分を確認する。『 確認して自分に戻っていく 』 それは、例えば、派手なものを着て遠くに行って、夜、家に戻り服を脱ぎ、自分に戻って、自分は何なのか?思うんじゃないですか?と、同じようなもののような…。

演じるということは、きっと 『 愛楽の再生 』 と思います。俳優の仕事は嘘に見えない。何かが信号を記憶に送ると、悲しい、嬉しくないのに嬉しく…嬉しいと…。記憶しておくこと、必要なとき取り出すため、稽古と確認が必要なんです。

それも、正確に取り出し感情にはめられるかどうか…。それは、スポンジのように柔らかく戻りが早い、感情と表情が同じ状態で自然になっている。

例えば、室町時代の女性を演じる時、稽古で悲しみの形を出し演じる?…『 取り乱す 』 取り乱していながら美しさを出す。…すなわち、どんな感情を出しても美しい。何をしても美しい。怒り、妬みとかの折でも、醜いものを出してもちゃんと 『 コントロール 』 していることなんです。

それは、『 離見 』 どの辺から見るかなんです。…自意識だけではコントロールされない。外側から冷静に客観的怒りかられている。…男性から見て可哀そう、優しくしてあげようと思わせる。怒っても美しい!演技は、自分を本気で見つめないと人間としてなりたたないんです。

そのイメージは、酔っ払っていて心地良い 『 御尤も 』 すなわち、演じることで自分の気持ちが浄化されていく。『 ごもっともだ 』 すっきりしていく。そんな究極な意味で、さくら姫を演じる時、自分の恋人が敵だと知って彼を殺す。この場合は人を殺して自分ですっきりし、浄化されているのです。

演じると浄化される。翌朝また不安になる。 『 悲しくて可哀そう 』 に確認出来ないとやめたかも?悲しみも浄化される。アリストテレスも古代ギリシア悲劇評で浄化されていくとあるんです。そんな意味で、ギリシア悲劇は、レベルが高く今だに影響しています。

浄化の意味では、作家の方が浄化されている人が書いたものは、こちらも浄化するが、浄化されていない人のものは、浄化されないんです。目標がしっかりしていて純度が高くなると浄化される。この浄化は、生ある人、私達一人一人に言えるもので課題であると思えてなりませんでした。

さまざまなものを出せず、しまい込んでいる人の為に演技がある。自分では出さない人が演技を見て、自分の中の同じものを重ね出す、癒すことの意味で古来から演じる、見るがあると思います。超克の境地の到達を示していらっしゃいました。

客の目と感覚は確かです。そうでないと人がよらなくなります。年齢のせいか最近は、客席をみてもこだわらなくなりました。観客の空気を読んでも、人を見ても気にしない。年のせいだと思います。

意識の線が一番大事です。見えているものの他の世界、それがなかったら多勢の人の前で話しが出来ない。それは混合の光が十分になった時、空間を支配でき、感情の線が遥か遠いところから来る。

全てに解き放されて、煩悩から放されたところからくる。それは悟ったものと悟らないものが一緒に来る意識。自分はそこの演技をするところの意識しかないんです。それがないと、やらないのがいいんです。すなわち、演技の真理に集中と解放の反復をなさる人生であると話されました。

意識の線を張っておく。意識が入ってくる。悟っているものとないものが。それは、意識があってふりかえる。感情と形が一緒になるのは難しいんです。ここで自分の工夫がいるんです。何かに捉われても一緒にする自分がいるんです。

それは、祖父の教えのおかげです。祖父は一番ひどいものを見にいって、ひどいところをちゃんと見つけてこなければならないと指導されました。欠点を見つけるかどうかができると思っていいと。上手いと思っちゃいけない。凄い教えだと思いました。

柔道の野村さんは、オリンピックに出る前は、負けることしか思い浮かばないと、それが、舞台に立つと自分しか金メダル取れないと思うと、そうでないと稽古は出来ないと言っていました。

幕が上がったらしなくてはならない。と、腹を決める。体の各部位がしてくれないといけない。そのため稽古がいるんです。胸が窪んでいて、首が前に出ている人は、感情が伝わらない。姿勢は大事です。胸が開いていて、首は前に出ず、真っ直ぐになている状態が良い姿勢です。姿勢を正すのが人間の基本です。正しい姿勢はエネルギーが正しく流れ、遠くで見ても綺麗で気持ち良いものです。

そういうものは、人から実際に習うことが大切。一対一で。そして凄い人に合うことです。それは、シャワーを浴びるようなものです。実物に合わないと感情が分からなく、自分だけでは豊かにはなれないんです。私も多くの人に会って学び、教わり気付き、育んで来て、今日があると思いますと、締めくくられました。

講演を聞いた後、ある雑誌の坂東玉三朗氏のインタビューで生きる事は? 『 どう死ぬかは、どう生きるかです。 』 最終目的はと聞かれ 『 無事に死ぬことです。 』 そして、明日のことが想像でき、わかるようにすることです。 『 芸術を解する純粋な感情 』 で 『 内在する遺伝子が導いた美しき表現 』 他人になったのを見せるような自分作りですと。…あぁ、素晴らしいと息を飲む程でした。

私は、この方の人生に内在する遺伝芸術の真髄に触れ、浄化されつつ整理される3度目の講演会に喜悦を覚えました。
我が社は、手造り故に、全身を使い働く…あらゆる場面を正確に対応する能力を要する、人間開発創意工夫を根幹とする生命線を、この方の稽古と重ね合わせ大きな励みと勇気を得る講演会となり、これを皆で朗読し学び合いました。