キムチ達が語る気持ちと世界

2013.12.21

信念と誇り

漬物の王座 キムチの座
我が信念と 誇りの座

自然が創造し賜う 命の生気
細胞営みで酵素の働き 車のガソリンの如く

腸の働きでは食物繊維 箒の如く廃棄物を処理
刺激の辛さカプサイシンは 風船の如く血管を拡げ

多様な色彩 白・緑・黒・グレー・茶・ピンク・黄色を包む赤色で働き
発酵の香りは 個性豊かな多重構造を示す

働き手遺伝子達 大喜びー踊りながら
材料あれば働き通し… あるじのため 善きエネルギー造り賜う

ああ…彼らを授けられ( 天職 )
我が人生 平和な豊穣をもたらし賜う

自然に気づき その意味を味合わせ賜うものだから…
感謝を込めて…

※ キムチの多様な色彩と香り
白: 白菜・大根・にんにく・玉葱・ネギ・セロリ・塩
緑: 白菜・ニラ・セロリ
黒: 昆布のだし汁・イワシの塩辛
グレー: 煮干のだし汁
茶: 椎茸・鰹のだし汁・ごま
ピンク: エビの塩辛
黄: パイナップル・生姜・りんご
赤: 唐辛子・りんごの皮・人参

匂い受容体の遺伝子は、約1,000種もある。匂い分子は約50万あり、多くの香りは複数の種類の匂い分子からできている。香りと色彩が各々の働きをする。人間は1万種類を識別することができる。
人間は、全遺伝子の3%を嗅覚のために働かせている。

東京新聞04年10月19日
ノーベル賞受賞者 米国のリンダ・バック博士、リチャード・アクセル博士解明

 

においの仕組