社長  閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記

2011.07.21

盛和塾 沖縄塾長例会に参加し学ぶ

心を高める  経営を伸ばす

6/14 稲盛塾長のご指南の印象

                                   沖縄ハーバービューホテルにて

☆大善をもって小善を救う重要さについて。
☆愛情をもって厳しく当たる事について。
☆何事も 『 感謝の気持ちになる 』 と、会社が生き物のように成長していく真実について説き明かす。
☆※以前にも、感謝を全ての理念をもって記憶し、潜在意識まで落しておかないと凡人には何かが起こると感謝を忘れてしまい、起きていることを非難したり、呪ったりして物事をより難しくする。と、申されたことを思い起こしつつ・・・

☆感謝の心によって会社が生き物のように成ると、そこには “ 勢いがあります ”。
☆この盛和塾も、“ 心を高め経営を伸ばす ”
“ 全従業員の幸福を物心両面で追求する ” というスローガンで集う皆様の思いが、この会場いっぱいに漂い、ここに来ると気持ちが善く、喜びがあり、思いやりと感謝があるので、この温かい熱気が醸し出されるのであり、この会に属して事業が何倍にもなり利益を生み出す人が多くいらっしゃいます。
☆そのように感謝することは人間において大切なことです。
☆即ち、生きている人には、感謝する態度で心がやる気に変わるという事です。
☆かわりに何事にも否定的態度では、やる気をなくすという真理の事です。
☆特に社員達は会社の影響下におりますから・・・・
☆否定的態度で強くなれるような人は稀で一般的には出来ないのであります。
☆このように社長が感謝の態度で社員達に当たると社員達は会社の仕事を自分の事のようにやってくれます。それで会社は成長し発展するわけです。
☆実際に会社は、社員達が会社の事を自分の事と同じように思ってやってくれる人を何人作るかで大きさが決まるとも言えます。
☆社員達が社長がいないところで仕事をするわけですから、その社員達が自分を扱うように仕事も扱えるよう社長は社員に・・・存在その意義に対して、感謝の念が必要である事を仕事をしながら、私(塾長)はフィロソフィとして認識し、実践を試み、今日の成果を上げたわけです。そして、皆様にも言える確信を得ているのです。

上記は、2人の塾生が経営体験発表をし、それに対してのご指南。
2人の塾生は経営者として、人間性(心)を崇高に高めていらっしゃる稲盛塾長への大感激で事業を伸ばし、その利益で一人でも多くの社員を幸せへ導くという尊い行いの実践を称え申され・・・私が受けた印象として、11.6.16の社員教育の内容とさせて頂く。いかなる事があろうと感謝する心の難しさと重ね合わせ、感謝することの大切さをこれ程強く印象付けたのは初めてありました。

・・・この強熱な感謝への意味の印象に捉えられた私は、・・・翌朝(6月14日) 7時の朝食につくと知らず座した向こう側に塾長が打ち合わせの方々と朝食を取っていらっしゃって・・・思わず私の幸運を思う程でした。・・・そして、先生は静かなお声で・・・感謝することは大切だ。私が感謝をすると、私が気持ちが善いのである。すると私に会う皆様も気分が善くなるのを、いつも感じていらっしゃると申されたのです。十数人の塾生は、思わず昨夜のご指導を思い浮かべつつ・・・息をのみつつ・・・平凡で誰でも知っているこの感謝がそれ程大事であることを私達は思い起こし深める思いが流れるのを感じる瞬間でありました。

・・・朝食の合間の折、私は、長年問いつつあった、この感謝の意味について塾長へ尋ねる一瞬を得。先生、感謝は、漢字の示す意味の、感じて謝るですが、私達人間を造り出される存在は、私達が旨く生きられるように造りだしているのに、本人が気付かず余計で悪いことを思い(雑念)善きことを思わず・・・善きことを思い感謝する時には感じて謝ることを、古代中国人の心はそれもご存じで言葉を作ったと思われるのですが・・・いかがでしょうかと、問いますと。

稲盛先生・・・少々お考えの上・・・うんうん・・・確かにその通り感じて謝る意味ですね。今迄そのようには思ったことはないが、それは素晴らしい考えですね。人間は、善きことを思い善きことを描くと必ずそのように成るように造られていると思うが、人間が善きことを思わないので旨くいかないと思うのです。そして、善きことを思い気付いて、感謝する時には自分にも他人にも気付いて謝る・・・それはその通りですねと申され、私は長年この意味を問いて来た喜びを感じたのです。
そして先生は、日本では有難うは、有るのが難しいのに有るので有難うと言うが、これは日本人の意識で造られたが、感謝は中国で造られたものでそれを確かめ合う場面へ運ばれ、言葉の妙なる味を朝食と共に味わうことになり、何か私の胸の蟠りが解いていくような忘れられぬ朝となりました。かのニューヨークの懇親会場で原因と結果の法則を問い得たあの喜びと同じものを・・・。

※原因と結果の法則について

2008年10月8日  ニューヨークで『人は何の為に生きるか』について市民フォーラムを開催。約千人程の参加者を前にして。先生は、その講話の中、ジェームズ・アレンさんの原因と結果の法則から引用なさる。その後、懇親会場につき、運よく同デーブルとなり、私は、お釈迦様は、生老病死を説き、私は、それを学び、その通りと思っているのですが善きことを思うと、生老病死をも克服でき善くなるのですねと尋ねると、笑みを浮かべお喜びになさって下さり、その通りです。人間は、余計なことを思うから旨く行かないのですと。即ち、善きことを思うとそれが原因で善き結果を招くという法則のことを確認できた日となりました。
・・・善きことを思うためあらゆる学びが入ることをも・・・。
・・・その後、この感謝をホワイトボードに書き、皆で共有。1ヶ月以上経つ今は、全社員の意識が感謝と共に仕事と人に対し、真剣な勢いを認識できる日々を確認し合うこの頃であります。

                                6月16、7月20日 社員教育の資料