投稿者「minsan」のアーカイブ
民団東京目黒支部 新年会参加
1/12(火)
目黒雅叙園
民団東京目黒支部の新年を祝う 在日同胞団体に初めて出席した。
昨今、日韓関係が両国の歴史認識などの違いで大きく冷え込んでいたが、昨年、韓日国交正常化50周年、戦後70周年の節目の年末に両国の最大の難題と言われる 『 慰安部 』 問題が妥結に至った。
これを機に両国が暗いトンネルを抜け、明るい未来に向かって歩まれることについて、裵団長及び、来賓の目黒青木区長、自民党の若宮衆議院議員、民主党議員、都議会の議員さん達も各党ごと参加し、ごあいさつの中、明るい展望を示して下さって嬉しく思った。
本年は、民団創団70周年という節目で、韓日友好親善を生活基盤がある目黒区の地域住民として、地域社会の活動に協力しながら、韓日関係の架け橋の役割を育てていく方針を知り、我が社も我が社と係る社会で、そうしようと思う意義深い新年会参加となった。
新年料理の中には、美味しいキムチと、韓国の餅が出され懐かしく、祖国の祖先達からお譲りの食べ物を、同席の方々と喜びをもって頂き楽しんだ。子供の頃、育った故郷を思いながら・・・。
葵の会 第10回 筑前琵琶演奏会 鑑賞
1/10(日)
ホテルニューオータニガーデンコート
新年の初芸術鑑賞は、昨年末、東商女性会のメンバーより、琵琶演奏に誘われ、年末年始の多忙さを日本の古典で魂を静め労おうと、急遽参加する運びとなった。
場所は庭の緑の樹木が見える処で、本当に参加して良かったと何度も思うほど、演奏の音響に心落ち着き、日本文化芸術の高い奥深さを、100人ほど参加した中の、3人の東商女性会メンバー達と共有し合った。
内容は、物の怪の三都語りで、1、土蜘蛛 2、羅生門 3、船弁慶で、第1部を琵琶の演奏で、平安中期の源頼光公の朝家(帝王の家)の守護として、世に聞こえる良将としての公の神妙さを歌にし残した古典と、弁慶が義経を舟に乗せて行く、戦国武将が落人で下る神妙さを美しい歌詩にし、大物の志の成功と不運を琵琶の演奏に合わせ歌い上げ、私達の生に対する成功・不成功を示唆するようだった。
2部では、日本舞踊 萩井流の 『 寿 』・『 千代の寿 』 が、舞いになられ、心の奥から静める効果を感じ入り、ホッとする場のエネルギーを受容した。最後に徳島の阿波踊りが数人の女性で踊られ、皆様も誘われ私達も立ち、共に踊りながら新年を元気よく祝い、明日への力とした。
そしてお食事の時間となり、当演奏内容や舞踊の話題で難解な日本古典に理解を得ようと語り合い、楽しく美味しい時間となった。又、健康作りの食べ物や、温熱療法の話題にもなり、60歳前後の生き方・食べ方を参考にし合う有意義な日となった。
当社新年昼食会 開催
1/9(土)
2009年より毎年恒例の全員参加の新年昼食会を、昨日から多数参加の準備で、無駄なく事が運ばれ、その不思議さを皆様と共に共有しあった。
今年の社の方針である、『 見て創意工夫 聞いて創意工夫 言う創意工夫 』 が、食べる創意工夫に転じ、料理の準備やおもてなしに活かされた。それは、役割分担で、手造り故に磨かれた動きで、参加者がその創意工夫を認識でき、協調しあう事が素晴らしかった。
出された料理は、日韓のお正月の架け橋の象徴として、トックお雑煮と、寿司、お正月に合うおかずとしては、大根ナムル、たくわん、自畑で育てた里芋といか煮、チヂミとキムチ少々、デザートは、美味しく明るい色のイチゴで、皆様、美味しい美味しいと仕事の合間の昼食を共にし合った。
社員達の差し入れは、美味しい手打ちお餅、里芋煮とたくわん、大根ナムルであった。私が、差し入れに感謝の念が湧き、美味しいお餅ありがとうございますと呼びかけると、全員同じく合唱した。里芋とたくわんと大根ナムルも同じようにありがとうを合唱し合って、バランス良い良さに微笑溢れ出た。
長い間、『 ありがとうございます 』 を通い合った効果が自然と現れ、食事を尚、美味しくする感謝の場面を共有し、喜び合う新年昼食会となった。
手焼きいかにらチヂミ ショップチャンネル新登場のお知らせ
日時:2016年1月14日(木) 13:00~ CS55チャンネル
一枚一枚手焼きで丹精込めて作り上げる、いかにらチヂミ。
にらは地元千葉県蓮沼産で、冬の寒暖差で美味時期のものを使います。
いかは青森県産のするめいかを使用。
卵は地元の契約農場の新鮮なものを使用。
焼く人は、長年の経験を積んだ職人技で焼き上げた美味しいチヂミです。
お客様、長年当社商品にご愛顧頂きありがとうございます。
この度もお楽しみにお求め下さい。
終業式
12/29
終業式を迎え、今年を無事に皆様と健康で大きな事なく、全員団結して一年を通して創意工夫し、社会的責任を果たすことが出来たことを確認し、喜び、感謝し合い、ご苦労様でしたと、ありがとうございますで、終業式とした。
盛和塾 東日本地区 忘年塾長例会 参加
12/22
ザ・プリンスパークタワー東京
今年最後の盛和塾塾長例会が、1225名出席の熱気の中、厳粛に行われ、稲盛塾長の講話は、『 リーダーとして目標をいかに実現するか 』で、具体的なご意思と目標を入れ、ご経験に基づいて、ご講話下さり、難解な実現のためのヒントを掴もうと聞き入った。
懇親会では、共に学び合う塾生達と交流を深め、諸課題などについて情報交換し、有意義な1年の締めの一夜となった。
三井温熱忘年会 参加
12/21
富里 三井温熱(株)
三井温熱忘年会に、貴宝石(株) 作田社長同伴で参加し、第一部では温熱療法を学び合い、第二部では社員達の手造りの美味しい料理に、当社のキムチが私のスピーチで大きく話題となり、一番早くなくなって嬉しく思った。皆様、異口同音に美味しい美味しいと誉めていただき、キムチのおかげで明るい雰囲気に活気づくことになった。
又、新しい出会いで長野からご参加なさった方々と、意気投合し、来年の再会を楽しみにし合った。
東商女性会ビジネス交流委員会 忘年会参加
12/16
モスバーガーレストラン
東商女性会ビジネス交流委員会の忘年会に初めて参加し、メンバーと交流を深めあった。
第31回 京都賞授賞式 及び 記念講演会参加
国立京都国際会館
11/10、11日
『 京都賞の理念である。 人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である 』
稲盛和夫理事長の人生観を具現化し、自分を育ててくれた人類社会にお返しをしたいと考え、更には、科学技術の進歩だけではなく、人類の精神的深化の双方がバランスよく発展してこそ、人類社会の未来永劫の安定が果たせるという確信から、その実現を願って当賞が設立。
私は、この理念に共鳴し、2009年から7年目も出席し、今世紀の最先端の技術、地球・宇宙科学、思想・芸術部門の進歩に触れ、大いなる世界の啓発で自己成長はもちろん、社員達も成長へ導くエネルギーを頂くことになった。
第31回 授賞式では、稲盛財団名誉総裁でいらっしゃる高円宮妃 久子殿下のご出席と各国の大使、総領事の皆様を始め、各界の方々のご臨席のもと、特異な雰囲気を味合うのも、キムチ達のおかげであると感謝の念であった。
それは、キムチ達の生態に心を寄せ、その発酵の過程を知りたいと、自然科学に目を向け、さまざまな世界と出会うことになった。特にゲーテの文学全集を通して、あらゆる世界に触れ、キムチ達を理解しようと努めて、この日があることを大いに喜び味合った。
今年の受賞は、私が大好きな分野が3つともであり、その感無量の思いは今生の最高のものとなった。難解ではあるが、下記の通りにまとめ、理解を深めることとなった。
先端技術部門 材料科学 受賞者 国武 豊喜 博士 科学者
合成二分子膜の発見による分子組織化学の創出と、材料科学分野の先駆的貢献が受賞理由であった。
国武豊喜博士は、人工分子から生体膜の基本構造である二分子膜が自己組織的に形成されることを、今から38年前、1977年、世界で初めて報告なさったと。
この研究報告は、『 生体膜のような分子レベルの秩序組織構造は、生態脂質によってのみ形成される 』 とする考えを覆す業績であり、自己組織化によって、階層的に生み出される分子組織構造並びに、その物性と構成分子の構造の相関を、分子デザインに基づいて理解することを初めて可能にしたと。
分子の自己組織化を水中のみならず、有機媒体中にも拡張したことにより、それまでの両親媒性の概念を、より一般的な上位概念である 『 親媒性/疎媒性 』 に書き換えた。また、二分子膜中において、高度な秩序構造に由来する特異な官能基間相互作用が発現することを明らかにし、それらを分子レベルで制御する分子組織化学の基本概念を確立。種々の二分子膜の固定法を開発し、精密組織膜を実現。医療・臨床検体検査の電極に応用されていると。
又、有機分子組織体を鋳型とする、二次元高分子、二次元シリカ超薄膜の合成を初めて実現。近年では、極限的な薄さ約15mmを、十分な強度と柔軟性を兼ね備えた自立性巨大ナノ薄膜の作製手法を開発し、燃料電池の開発を初め、広汎な分野への応用が期待されていると。
これらは、私達の細胞生成の初段階での営みで、神秘に包まれた形態を科学的根拠で明らかにして、自分自身やあらゆる生物・植物の生態を理解する醍醐味を与えて頂く内容で、想起する度事、胸の中がワクワクするのを覚えた。又、そのような細密な物事にお世話になっていることにも気付いた。
基礎科学部門 受賞者 ミシェル・マイヨール博士 スイス 宇宙物理学者
太陽系外惑星の発見による新たな宇宙像の展開への多大な貢献が受賞理由であった。
それは、長年人類が探究してきた 『 我々の太陽系以外に惑星は存在するのか 』 という根源的な問いに関して・・・
もう既に、今から2300年以上も前に、古代ギリシャ哲学者 エピクロスは、宇宙は無限で、原子の数も、世界の数も無限であると示し、それらの世界に生命が存在する可能性を示唆してあったものを、ミシェル・マイヨール博士によって太陽系外の惑星の発見で証明される運びに至ったことを知った。
わずか、20年前の1995年、天文学の進歩によって、ペガスス座51番星の周りを公転している惑星51 Pegasi bを発見。それは木星程の質量でありながら、わずか4,2日で公転しているという。これは、太陽系の姿や惑星形成理論からは全く予想できない驚くべきものであったと。
・・・近い将来、地球に良く似た 『 第2の地球 』 の発見や、水が液体で存在するなど生命の発生の可能性があるハビダブルな惑星の確認、更には、大気観測による生命兆候の確認など新たなる科学的チャレンジが続くと考えられていると。
そして現在は、2000個ほどの惑星が発見され、太陽界の惑星と異なる多様性が明らかになってきていることを知り、私達の生命の根源の多様性に触れるような、この度の京都賞受賞式の参加は格別なものとなって、命を育む法則性の多様性を感じ大喜びを味合った。
思想芸術部門 受賞者 ジョン・ノイマイヤー氏 振付家 ハンブルク・バレエ団 総裁 芸術監督
20世紀バレエの流れを刷新し、今世紀もなお世界の舞踊界を牽引し続けることが受賞理由であった。
ジョン・ノイマイヤー氏は、伝統的なバレエの動きをベースに、身体の持つ表現力を最大限に引き出し、それによって人間心理を深く探究してきた振付家であると。
それは、20世紀以降のバレエは、19世紀のロマン主義的な妖精譚とは一線を画すリアルな人間造形を中心に据えた 『 身体の演劇 』 と、楽曲に緊密に対応した 『 観る音楽 』 の2つに分かれて発展してきたが、『 身体の動きによる精神の表出 』 という舞踊ならではの営みに対して極めて自覚的なノイマイヤー氏は、長年に渡る活動の過程で次第に両者の本質を統合し、バレエという芸術全体を一段の高みへと上昇させたと。
そして、その作品を踊ることでダンサーが成長し、その名演が観客を含めたバレエ界全体を成熟させるだけではなく、次世代に対しても、創作の出発点としての深い思案を促すところに、その影響力は多大であることを知って本当に嬉しくなった。
私への影響は、我が社が手造り故に、人間形成を知らずには従業員の指導は難しかった。その為、長年にわたり人間形成を、私達なりに研究開発、今の作業員たちの無駄を省く創意工夫の精神を育んできた。その間、昨年7月から松山バレエ団に通い、バレエの稽古を通しての人間形成の働きを客観的に触れ、多少でも掴み取り現場で応用した経験を思い出しつつ・・・ノイマイヤー氏の世界に心を寄せ理解を深めることに努め、喜びを味合った。