社長  閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記

2011.09.03

ご来光 富士山頂上3776mを目指して

7月12~13日

心身の重力を克服するため、過去5~6年間、富士山5合目より、植物の生態を研究しながら歩く会に参加して以来。
心身はかなりの浄化を得て、清らかな方向に向かう手答えを感じつつ、均整の取れた人間作りを取り組む日々に登山も一つに入っておりました。

2008年温熱器に出会い、これを持って冷え性改善の体つくりに専念する日々となり、富士山を遠ざけていたところ、盛和塾山梨主催の富士山頂上目指す会発足で。09年に参加。雨で8合目(3,250m)の宿泊先より下山。10年台風で中止。

今年、長年の願いが叶えられ13日早朝、4時30分に頂上に立ちました。深夜2時30分8合目宿より526M上の頂上に向け一歩一歩重力を克服しながら、この一歩にのみ全ての思いを集中し登るのでした。その苦しい重力は、一瞬でも休むと忘れられ、今ここに立つ事で満たされるのを感じました。15、6回通った富士山で心身共癒されながらも、一度も頂上に登りたいという気が起きなかったのに。今や、お世話になった富士山へ報告に参ったように、感無量で、ぎりぎりご来光に間に合いました。4時32分に。

息を静かに整え手を合わせ 今迄を 今を 未来を 喜び感謝しました。存在する全てと共に。そして、天を仰ぐと無と空の世界…。頭の中で。目に映るのは星がきらきらしているだけでした。冷たい空気は今までの邪気を出し清気で細胞達をうるわし喜ばせました。

・・・なるほど・・・無と空より生まれ今があるのだと思いました。即ち、何にも思わないと無と空になり、思った瞬間に存在する私達、太陽、星、雲、霧、山々、樹木、街並み、生命、生きる永遠の営みを・・・。

登るときの苦しみは変容し喜びで心は満たされ、長い年月で―ここまで辿り着いた生存の認識を、富士山の頂上で確認しました。

宇宙生成の137億年の時を得て、今に至り存在させられるものを。感謝を込めて手を合わせそこにいる自分を祝いました。そして、仲間達と現実の出来事を讃え喜び労いました。握手をしながら…感謝を込めあって。

写真付きの登頂の流れをよろしければ

宮下 様 ブログより
http://be-born.weblogs.jp/blog/2011/07/index.html

渡辺 様 ブログより
http://interieur-manoir.at.webry.info/201107/article_3.html

7月20日  富士山頂上達成への感想文

忘れる業よ !               

あの 富士山頂上へ 踏み込む苦しみ

苦しみを超える さわやかな満足感

休む度こと また上昇する 生きる気力

上の方へ向かう 心 身 魂

あの死にそうな苦しみを 一瞬にして忘れさせ 

前々へ 上々へ 向かわせるのですね。

私たちが 旨く生きられるよう

忘れるものを しっかり 植えつけてあるのですね。

あの 下るときの 苦しみと大変さ

ああ !  苦しみよ ! 

あなたはあなたを忘れさせ 生きられるように

より強く鍛えられるよう作られているのですね。

その苦しみがないと 楽しみもわからぬのですね。

すべてが対立しつつ 調和しているのですね。

その苦しみと大変さを 克服した人のみに与えられる喜びを

忘れる業で得るのですね。

この忘れさせられる存在を 古代ギリシャでは

ヒュプノス 眠りの神と名づけ 讃えたのですね。

感謝を込めて・・・。