韓国農村振興庁と亜州大学共同研究調査発表! 2011.11.02 13:54 KST
研究結果は、米国の栄養学術誌『ニュートリション・リサーチ』に掲載された。
肥満患者22人が、漬けてから1日のキムチ(酸度0.3、pH6.0)と
10日経った熟成キムチ(酸度0.8、pH4.3)のグループに分かれ、
3カ月間に1食100グラム、1日300グラムずつ摂取した。
その結果、下記のような結果が出た。
調査項目 浅漬けキムチ 熟成キムチ
(酸度0.3 pH6.0) (酸度0.8 pH4.3)
体重 1.2Kg減少 1.5Kg減少
体格指数(BMI) 0.4Kg減少 0.6Kg減少
1平方メートル当たり
体脂肪量 0.3%減少 0.7%減少
血圧 最高血圧(SBP) 3.7mmHg低下 4.8mmHg低下
最低血圧(DBP) 1.4mmHg低下 4.2mmHg低下
空腹時の血糖 4.18mg/dL低下 5.9mg/dL低下
インスリン数値 1.56ulU/mL低下 3.9ulU/mL低下
血中総コレステロールの 4mg/dL減少 10mg/dL減少
数値の減少幅
今回の臨床実験の結果、浅漬けキムチより熟成キムチが、メタボリック症候群や心血管系疾患のリスクを減らし、血圧や空腹時の血糖、総コレステロールなどを低下させることが確認された。