社長  閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記

2016.01.15

民団東京目黒支部 新年会参加

1/12(火)

目黒雅叙園

民団東京目黒支部の新年を祝う 在日同胞団体に初めて出席した。

昨今、日韓関係が両国の歴史認識などの違いで大きく冷え込んでいたが、昨年、韓日国交正常化50周年、戦後70周年の節目の年末に両国の最大の難題と言われる 『 慰安部 』 問題が妥結に至った。

これを機に両国が暗いトンネルを抜け、明るい未来に向かって歩まれることについて、裵団長及び、来賓の目黒青木区長、自民党の若宮衆議院議員、民主党議員、都議会の議員さん達も各党ごと参加し、ごあいさつの中、明るい展望を示して下さって嬉しく思った。

本年は、民団創団70周年という節目で、韓日友好親善を生活基盤がある目黒区の地域住民として、地域社会の活動に協力しながら、韓日関係の架け橋の役割を育てていく方針を知り、我が社も我が社と係る社会で、そうしようと思う意義深い新年会参加となった。

新年料理の中には、美味しいキムチと、韓国の餅が出され懐かしく、祖国の祖先達からお譲りの食べ物を、同席の方々と喜びをもって頂き楽しんだ。子供の頃、育った故郷を思いながら・・・。

 

 

葵の会 第10回 筑前琵琶演奏会 鑑賞

1/10(日)

ホテルニューオータニガーデンコート

新年の初芸術鑑賞は、昨年末、東商女性会のメンバーより、琵琶演奏に誘われ、年末年始の多忙さを日本の古典で魂を静め労おうと、急遽参加する運びとなった。

場所は庭の緑の樹木が見える処で、本当に参加して良かったと何度も思うほど、演奏の音響に心落ち着き、日本文化芸術の高い奥深さを、100人ほど参加した中の、3人の東商女性会メンバー達と共有し合った。

内容は、物の怪の三都語りで、1、土蜘蛛 2、羅生門 3、船弁慶で、第1部を琵琶の演奏で、平安中期の源頼光公の朝家(帝王の家)の守護として、世に聞こえる良将としての公の神妙さを歌にし残した古典と、弁慶が義経を舟に乗せて行く、戦国武将が落人で下る神妙さを美しい歌詩にし、大物の志の成功と不運を琵琶の演奏に合わせ歌い上げ、私達の生に対する成功・不成功を示唆するようだった。

2部では、日本舞踊 萩井流の 『 寿 』・『 千代の寿 』 が、舞いになられ、心の奥から静める効果を感じ入り、ホッとする場のエネルギーを受容した。最後に徳島の阿波踊りが数人の女性で踊られ、皆様も誘われ私達も立ち、共に踊りながら新年を元気よく祝い、明日への力とした。

そしてお食事の時間となり、当演奏内容や舞踊の話題で難解な日本古典に理解を得ようと語り合い、楽しく美味しい時間となった。又、健康作りの食べ物や、温熱療法の話題にもなり、60歳前後の生き方・食べ方を参考にし合う有意義な日となった。

 

 

当社新年昼食会 開催

1/9(土)

2009年より毎年恒例の全員参加の新年昼食会を、昨日から多数参加の準備で、無駄なく事が運ばれ、その不思議さを皆様と共に共有しあった。

今年の社の方針である、『 見て創意工夫 聞いて創意工夫 言う創意工夫 』 が、食べる創意工夫に転じ、料理の準備やおもてなしに活かされた。それは、役割分担で、手造り故に磨かれた動きで、参加者がその創意工夫を認識でき、協調しあう事が素晴らしかった。

出された料理は、日韓のお正月の架け橋の象徴として、トックお雑煮と、寿司、お正月に合うおかずとしては、大根ナムル、たくわん、自畑で育てた里芋といか煮、チヂミとキムチ少々、デザートは、美味しく明るい色のイチゴで、皆様、美味しい美味しいと仕事の合間の昼食を共にし合った。

社員達の差し入れは、美味しい手打ちお餅、里芋煮とたくわん、大根ナムルであった。私が、差し入れに感謝の念が湧き、美味しいお餅ありがとうございますと呼びかけると、全員同じく合唱した。里芋とたくわんと大根ナムルも同じようにありがとうを合唱し合って、バランス良い良さに微笑溢れ出た。

長い間、『 ありがとうございます 』 を通い合った効果が自然と現れ、食事を尚、美味しくする感謝の場面を共有し、喜び合う新年昼食会となった。