社長  閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記

2015.03.16

盛和塾 台湾塾長例会参加

3/1

羽田空港~台北 松山空港着。
グランドハイアット タイペイホテルにて台湾塾生・日本塾生による歓迎夕食会で交流を深めあう。

3/2 午前

台湾塾生2名と日本塾生1名の体験発表で稲盛塾長の人生哲学、事業哲学を自社に活用、理念を体係化し、成功へ導いた3人のリーダー達の企業取組方には驚くばかりだった。

塾長の 『 心を高め経営を伸ばす 』 心を高めるとは器を大きくする。あらゆる知識、教養、経験、礼節、誠実さで人間を作り、物づくりで研究開発の成果をもたらした発表だった。

それに、人生方程式 人生・仕事の結果 = 考え方(-100~100)× 熱意(100)× 能力(100)
に、気づかされ、塾長のご教示や感動したあらゆる本を解読し、事業に生かした成功例には、自分ところの問題点を発見し、取り組むしかないと決意を新たにした。

3/2 午後

アジア初の開催となった 『 台湾市民フォーラム 』 稲盛塾長の海外市民フォーラムは、2008年入塾間もない頃、ニューヨークフォーラム以来、2度目の海外で 『 人は何の為に生きるのか 』 を聞く幸運に恵まれた。

今回、一番印象深かったのは、『 宇宙は、自然は、神は、私たちが上手く生きていけるように造って下さっているのです 』 だった。確かに、心も、体も、仕事も、人生も、皆、それなりに上手くいくように造って下さっていると気づかされるフォーラムだった。

すると、多少上手くいかないところも感謝の念で満たされていくのを覚えた。やはり考え方によって全てが変わっていくのを感じた稲盛師の 『 善きことを思え 』 を自分のものにしたフォーラム参加となった。

3/3 日月譚(にちげつたん)湖と文武廟見学 

台湾最大の湖で、東側が太陽( 日 )の形、西側が三日月の形をしていることから日月譚と称されていると。確かにと思った。

日月譚湖の手前の文武廟は、台湾で唯一正門が開いている孔子廟で、思わず、古き我が先祖を思い起こした。孔子様の( BC551~479年 )3千弟子の中、孔門十哲の一人、閔 子騫( BC536~487年 )先祖のお師匠様の、孔子様に感謝のお礼と思いを寄せ礼拝した。

我が閔家は、高麗王朝時代に公使として、中国から到来し深く王朝に関わる。高麗王朝滅亡後、朝鮮王朝立役者となり500年間の間、4人の王妃を輩出。ハングルを作った王様を生んだのも我が閔妃である。又、朝鮮王朝最期の王妃も閔妃で、政治の実権を握り、帝国主義の大国たちから祖国を守るため生きた王妃である。この地で、改めて、我が先祖たちに恥じない生き方を、信念と誇りでしようと思う、思い出深い日となった。

・・・その後 中台禅寺 見学
1997年、中台山の惟覚( ゆいかく )法師が建立。印象深い像は、慈悲深いお釈迦様とその右側の阿難尊師( アーナンダ )、又、関羽( 三国時代の蜀漢の武将 )、台湾では、文武に勝れ初めてそろばんと帳簿を使ったとされる関羽を敬うと知った。高さ150m45階建て、東南アジア最大の仏教寺院建築の前で、その威厳に荘厳さを思って合掌した。

3/4

故宮博物院 見学 翠玉白菜 2度目の鑑賞後、帰国した。

翆玉白菜