社長  閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記

2011.12.03

盛和塾 中国 大連 開塾式に参加して学ぶ

2011.11.25 公開
2011.12.03 更新 2012.1.07 更新

2011.10.23~24 日本及び世界各地から約160名 現地約640名 大連塾生98名 計約900名参加

『 世界の未来の為に、私達は稲盛和夫先生の経営哲学を学び、心を高め、経営を伸ばそう 』

 

【経営の原点12ヶ条】
◎事業の目的、意義を明確にする
◎具体的な目標を立てる
◎強烈な願望を心に抱く
◎誰にも負けない努力をする
◎売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
◎値決めは経営
◎経営は強い意志で決まる
◎燃える闘魂
◎勇気を持って事に当たる
◎常に創造的な仕事をする
◎思いやりの心で誠実に
◎常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
【六つの精進】
◎誰にも負けない努力をする
◎謙虚にして驕らず
◎毎日の反省
◎生きていることに感謝する
◎善行、利他行を積む
◎感性的な悩みをしない

(上記写真 左:竹岸産業㈱社長ご夫妻・ご了解の上公開  右:本人)

具体的内容は、http://www.dl-seiwajyuku.com 『盛和塾 大連』

または、“盛和塾 大連”で検索しますと、参加者のブログで模様がわかります。

その内容は、莫大でまとめられず、私への印象深い内容を
我が社の経営哲学として受け入れ、全社内で学び合う。

 

李社長

前略
私は、努力して経営がうまくいきました。しかし、心が満たされず、悩みました。
社員や愛する妻や子供がいて、社会的地位もあり、高位の人達と付き合いがあっても
心は満たされませんでした。

それで、あらゆるものを学びました。それでも心と体が不満で、
病院に行き、病気を探しました。それでも見つかりませんでした。

☆ 経営は千里を走る、馬のようです。
☆ 空しいものは精神を宿すのを学びました。
☆ 仏教は、心を無に 人を無にする教えがあることを学び、認識させられました。
☆ 儒教は、人を思いやり、愛にする教えがあることを学び、認識させられました。
☆ 道教は、人の道を説き、人に道を教えることを学び、認識させられました。

その中で、人生の事業の成功は、別であることに気付かされました。
それは、稲盛和夫氏の 『 生き方 』 の本を、友人から頂き、分りました。

『 生き方 』 を20回返復し、読み、その意味を情熱的に本気で探究しました。
考え方(-100~+100)×情熱×能力=人生の結果であることを悟りました。
そして得た結果は、

私はこれを車の例で、ハンドル(考え方)×モーター(情熱)×アクセル(能力) として定義しました。
                ↓           ↓          ↓
            人格・判断の方向性  4500cc    強く踏むかどうか、頑張るかどうか

・・・この折、車が高速で走る時と同じく、人生もブレーキが危険を守る装置で働く事に気付きました。
ここで、働く形が正しいかどうか点検をする。心を落ち着かせる。心を静める。
心を整理し、自分や他人を知り、基本に立ち帰る。
そこで、素直に、自他に感謝できる心になれれば、安全であるという生き方を見つけました。

私は、この人間の本来の 『 善き考え方 』 に出会い、ようやく悩みを脱し、解放され
『 自由な精神 』 を、稲盛先生によって見つけることができました。

本当に有難い事にでございます。
この恩恵は、生涯の宝物であります。
ここで、心より稲盛先生の崇高な精神への尊敬の念と感謝を捧げたいと思います。
有難うございました。

それから、私の人生は180度 変わりました。
それは、山登りと同じく、一歩一歩登り、必ず頂上に辿りつくのと同じことでした。
また、3階建ての建物で例えて表現しますと、

 1Fは  衣・食・住  貧欲の象徴です。 たとえば、服・ご飯・家や車   物の欲望の階と諭りました。

 2Fは  精神的空間  大義名分・地位・名誉・・・私はこれを得ても心は空しいと諭りました。

 3Fは  心を高め、魂を研く階です。

単純に、心は1.2Fの働きで汚れます。
その汚れを落とすため、利他の心を持ち、人のため 世のため成す意志と行為と勇気の
実践力がなければ、心は高まらず、魂は研かれませんことを、
高次の先人達のあらゆる思想や稲盛先生は、大宇宙の法則として悟り申され、
実践なされたものを、私達に教えて下さっており、
私にまで、それを諭す幸運を授けて下さったのでございます。
有難いことに・・・。で、ございます。

そこで、私は、『 4Fを作り、消化する 』 階としました。
3Fまでを消化させようと、まず私は、体を完璧にしようと思い、病院に行き、病気を探しました。
何ヶ所も行ったのですが、病気は見つかりませんでした。
そして、『 生き方 』 の本で見つけた、労働により魂を研き、健康を作ると悟らさせられました。
仕事は、修行の道場であることもです。

あらゆる逆境も、魂を研くチャンスとして捉え、全ての考え方を + へ + へ転じさせました。
すると・・・心も体も軽く、安らかで心の奥より情熱(愛)が溢れ出る自分に気付きました。
目標が明確であれば、全てに軽やかでOKであるのに気付きました。

それは、人のため、世のため
『 全従業員を物心両面で幸福にするため 』
『 心を高め 経営を伸ばす 』
この上ない高尚な明確な目標に向け、ハンドル・モーター・アクセル・ブレーキを
上手に使い分けができれば、安全安心で車が目的地に辿りつくのと同じこととして気付きました。
また、一歩一歩登って、頂上に着くのと同じ目標でございます。

これほど、単純でかつ明確な目標を、私達人類は数千年探し求め、旅をし、
ようやくここに辿り着き、我が国 中国に入り、私達に授けられることに気付き、
本日の、この場面を造り出される力を、感じずにはいられませんでした。

そして、今は毎日 反省(自分の行いを省みること)しております。
人間は、忘れる生き物ですから。今は、日々前向きになっております。
考えを定め、目標に向け、発展の種を捜そう・・・
すると、心が発光し発熱する。
LED(エコ電灯)と同じものができ、利益を産むのと同じ事が起きてきます。

これは、道理で 真理であります。
以前は、近道を探すため、遠道に行き、迷ってしまいましたが、
道理は、足元にありました。心を定めることです。

以前は、自他共、欠点ばかり見え、近道を探し、遠道にいました。
しかし、道は足元にあったのであります。

私の仕事は、電子技術分野です。特許もいくつも持っています。
車も飛行機も好きで、探究し真理とその働きを気付きました。
軍事機密の部品も製造しています。国家とも取引があります。

仕事を通して自他共、そして国も進化する・・・。そして、大きなビジョンが確定されました。
『 生き方 』 の本と稲盛先生のフィロソフィ道標で。

心が叫ぶと仕事が向こうから来ます。
(孔子様の教えに 仁(思いやりや慈愛)を求めれば 已(すで)に来ているのだとあります。)
それを有意注意で気付き、知恵で成せばよいのです。単純なことです。

努力すれば必ず成功します。たえず精進することです。
幸福を探す必要はないのです。
今ここに、私達の心にあります。

幸せとは、千里を駆け巡る馬の如きです。
私達の人生が落ち着くのが哲学です。
これで私の人生の縺れ(もつれ)が解決されました。

私は、単純な人生哲学として

心性      欲望 ・・・  (聞き漏れで、思い浮かびません)

・・・人間は安らかな時にしか・・・善き知恵と幸福と喜びと楽しみは沸いて来ません。
この知恵と幸福と喜びと楽しみは、私の魂を満たしてくれます。

これが、私の人生の解決であります。

稲盛先生 謝謝。 皆様、有難うございました。

☆当日、塾長講話は、我が社に最も必要とするものでした。
その内、盛和塾機関紙が届いた時点で ブログにのせ、皆で学びます。
内容は、経営の会計哲学についてでありました。
続きはお楽しみ下さいませ。

この資料は、12月17日(土)全体会議で朗読し合い、学ぶことになっております。
会社創立21周年記念祝い会に・・・・・・『 成田ビューホテルにて 』

2011.11.28 千葉営業会議にて朗読し、認識し合いました。
2011.12.02 本社2名で朗読し、認識し合いました。