キムチブック 私たちの著

2020.12.29

きんきのチゲ

魚の生臭さをコチュジャンで消す
1991年成美堂出版の10P

材料(4人分)

  • きんき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小2尾
  • (切り身魚なら4切れ)
  • 白菜キムチ・・・・・・・・・・・・・・・200g
  • 大根・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
  • 白菜 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4株
  • わけぎ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4本
  • 春菊 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/4わ
  • コチュジャン ・・・・・・・・・小さじ2~3
  • みそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
  • 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3カップ

 

いしもち、たら、きんきなど、魚がベースの鍋は、ぜひ、コチュジャン(唐辛子みそ)で。
魚が苦手な人も、だいじょうぶ。
魚の頭やアラから出ただしで、野菜を煮ていきます。
魚は強火だと身がくずれやすいので、中火でゆっくり煮ます。

《作り方》

きんきは内臓を出して、一尾を4つくらいに切ります。切り身魚を使うときは、一切れを半分に切ります。
全体に軽く塩をふり、10分おいて身をしめたあと、熱湯をザッとかけて水気を切ります。
野菜は適当に切り、大根だけ下ゆでします。
キムチは、しぼらずに大きめに切ります。
鍋に水3カップを煮たて、きんきを全部入れて、中火でアクを取りながら煮ます。魚に火が通り、だしが出た
ところへ、コチュジャンを入れます。一度に入れず、辛味の程度をたしかめながら、加減しましょう。
大根、白菜、キムチを入れ、柔らかく煮えたらみそを溶きます。最後にわけぎと春菊を入れます。
魚とキムチから塩気が出るので、みそは味をみながら加えます。みその代わりにしょうゆを使ってもよいでしょう。