15.5.26
匝瑳市商工会館
当社、千葉工場地元、匝瑳市倫理法人会より事業を通しての倫理についての講演依頼があり、早朝6時より匝瑳市商工会館で、過ぎ去った日々の事業成り立ちの折、『 人間としていかに正しくすべき 』 かについて、40分ほど経験を話した。
主として、私とキムチとの出会いが、29年前、韓国系新聞記者より、1988年ソウルオリンピックにあたり、『 キムチを通して日韓に平和をもたらす 』 主旨で、キムチの依頼を受けた背景があった。故に、物事を成し遂げる時、『 大義・正義・平和 』 をもって、世の為、人の為の精神を実践する事で物事が成就し、経営者自身の人間性も成長、それが、従業員たちも成長へ導く、そのような働く場を提供できた喜びを話した。
その過程の中、初期の社会的活動のひとつに、工場近辺成東町鳴浜小学校5年生での、料理講習会の折、子供達に異国の食べ物を通して、自国との違いを知り、理解を深めることの大切さを教えたお礼に、子供達より、感想文を1冊(41人)にまとめ送って下さった手紙の中から、2人のものを朗読し、話をした。
今年30歳になられる方が、19年前、11歳の小学校5年生の折に
ミン先生へ
ミン先生のおかげで、日本とかん国との料理のちがいが分かりました。
食べ方や作り方が日本と、どのようにちがうかよく分かりました。
おすしもキムチもとてもおいしかったです。どうもありがとうございました。 5年1組 Tさん
ミン先生へ
私は、料理班ではないのですが、先生たちが作ってくれた料理はとてもおいしかったです。
かん国は、料理がおいしいものがたくさんあっていいなぁと思いました。
ミン先生は、日本にきて20年にもなるそうですね。私はかん国のことは何もわかりません。
早くかん国のことをわかってかん国の人とも仲良くなりたいです。 5年1組 Kさん
キムチや、韓国料理を通して、 『 大義・正義・平和 』 を、私なり問い、実践した思いを伝えつつ・・・どの仕事も、事業もそれが大切で、それが生きる信念と誇りとなって、推進力になることを強調したものとして、伝えたかった。
その小学校5年生の中に、料理を食べて、覚えている方が成長し、千葉銀行に就職、銚子支店から八日市場(匝瑳市)支店に転行され、当社を訪ねられた時、偶然にもそれらが話題になった、大驚きの場面を話し、私の想いの成就の一場面で、集った皆様と喜びを分かち合う、美しい日の物語を生んだ朝となった。
後日、この日の反響は、倫理法人会の方々に広がり、大変喜ばしい反応が何度も聞こえてきて、社内に大いなる喜びを与えるものとなった。又、6月1日5人のメンバーで工場内の朝礼の見学に見え、その日の感動を分かち合う事にもなった。今もその日の感動が、地元に広がりつつある・・・・嬉しい出来事となった。