社長  閔 南淑のブログ ・ 温エネルギー記

2012.12.20

ダライ・ラマ法王と科学者との対話-日本からの発信-へ     参加して学ぶ

2012.11.6~2012.11.7 ホテルオークラにて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の主旨通り 広範囲の科学・哲学・宗教の根源要素について ダライ・ラマ法王と日本の最先端科学者達が 『 日本からの発信 』 を 意義深く発表 対話で示唆して下さり 多大な学びの場を得ました。

私は 『 21世紀の創造 』 読売新聞社主催の ノーベル賞受賞者フォーラムを 2008年迄の10年間 年2~3ヶ所参加して 文学・化学・物理学・医学・経済・平和・・・多方面に渡り 科学と受賞者達の人格形成を学び得て この度の機会は 大いなる整理を 多少ともできるようになったのでした。

特に私は 仏教に縁があったこともあり ダライ・ラマ法王の 『 心の扱い方 』 が仏教(科学・哲学・宗教)では 日々の修行で 仏を現した 釈尊に見習って 自らも修行し仏を 日々現すようにすることですと。この日々の修行は 大きな利益をもたらしてくれます。

その修行の過程で 世界各国の科学者達との対話を 30年にわたって 定期的になさった法王は 奥深く いかに生きるか いかに自他を教育するか いかに心が穏やかな状態を獲得できるかについて 単純明快に解き明かして下さいました。

そのおかげで今迄の迷い 無明だった世界が大きく開かれ 光明がさすような整理に辿り着く 最高の機会を得ることになりました。

そのキーワードは いく度も心のありようの 徹妙なレベルを表現なさり 『 どのようにして 思いやり (人間を支え保つ意識を目覚めさせ意識をもつこと)を もつか 』 それは 『 教育・修行です 』 と はっきりと名言なさいました。

何故 人間が思いやりを持つかは 相互依存で成り立っている故に。 仏教はこの相互依存(縁)を揚げて 心や感情を扱う科学・哲学・宗教として どなたにも大きな恩恵をもたらしてくれます。

人類歴史の中 科学が発達する以前は問題が起きると必ず祈ってきました。祈ることは 思いやりで心を穏やかにもつこと 落ち着くことである。 又 心の研究にもなってきました。そして こころが治療されることを 経験してきた歴史でもありました。

人類全体へ この 『 思いやる心 』 を 日本の科学者と発信するこの機会に あらゆる方面の根源には この思いやりが 基盤にあることで その主である人間の心が 穏やかに温かいものであれば 当本人も温かく感じ 他人にも転移するからです。

それを皆で研究しよう。仏陀も修行者たちよ! 信じるだけではいけない。 信じることを調べなさいと 教えたのです。 すなわち 調べて真理をつかみなさい。 どのようにすれば 心が穏やかに温かくなるのかを。
それは微妙なので 細かく分析し 掴み取り 自他に教え育むことです。

とてもシンプルで明快に教えていただき 聞き手は単純明快なこの答に ホッと 受け入れる雰囲気を体感しました。

特にエリートである科学者達は責任が大きいので この思いやりが欠けると 冷たい科学扱いのみになるので この思いやりを 基盤としたものであるべきと 強調なさいました。

聞く私達も 有意義な学びを 科学者達の発表と重ね合わせ 心は宇宙へ世界へ遥かな無限へ誘われ 宇宙開闢以前の ゆらぎの状態から 宇宙が生成形成され 今に至る過程を この2日間で体験するようでした。